いっぽいっぽ日記

いっぽいっぽ日記

日々シンプルに心地よく過ごすために、やってみたこと、思ったこと。

泊まり込み介護中です。うまく気分転換できない。

ずいぶんネットから離れていたような気もするが、まだ二泊三日目。
現在、二人暮らしの義理の両親宅に私たち夫婦で泊まり込んで、お母さんの介護をしています。

今日は本当にまとまりのない日記です。
弱音も吐くし、トイレの話なんかも出てきますので、苦手な方は読まないでくださいね。

普段お母さんの面倒を見ているお父さんが、入院しました。
お母さんは認知症で、一人では生活できないので、私と旦那さんが泊まり込んで、デイケアの送り出しとか、ご飯作ったりとか、お父さんの入院手続きとかをやっています。
といっても、お父さんの入院が決まった日から、週2日だったお母さんのデイケアを5日に即増やしてもらって、だから、送り出してから帰ってくるまでの間は夫婦でフリーだったはずで、しかもまだお世話3日目なんだけど、ほんと、何もしてないのにくたくたです。

数日前、お父さんのカゼがなかなか治らないので、たぶん入院になるだろうと思っていました。
去年は9月に、同じようにカゼが治らず、肺ひどいのに「絶対入院しない」と言い張るお父さんにめちゃくちゃに頼み込んでやっと入院してもらっていましたが、今回は、病院に行って入院が決まってもそんなにごねることなく病棟へ進んだので、たぶん、すごくきつかったんだと思います。
お父さんはお母さんよりさらに高齢なのに、介護をすべて引き受けてくれています。
お母さんはお父さんの具合とかそういったものはもうずいぶん前から理解できなくなっているので、お父さんは誰にも頼りません。
「お母さんの世話があるから」と、病院もなかなか行ってくれないので、「やばそう」と思ったら必ず私たち夫婦で病院に付き添います。
目に見えて介護疲れしていたので、お父さんを休ませるために入院してもらいました。
自分の家を出発する際、当日入院と言われてもいいように、今回はあらかじめ自分たちの生活に必要な服などを3日分くらいバッグに詰めていきました。準備してきて大正解でした。

お父さんの入院はここ数年で3回目。なので前回入院セットを作って、それをそのまま実家においてあるはず…でしたが。
実際に入院セットを見てみると、入っていたのはプラコップと洗面器だけ…という、非常に残念な状況でした。
結局その他の入院に必要な色々は家中を探したり再度買いそろえたりと、結局大変でした。
「入院セットは今回退院したら実家じゃなくて自分の家に持って帰っておく」。ひとつ教訓が増えました。
お父さんの飲んでいる薬・携帯の充電器を探すのは一苦労。さらに、実家には車の駐車スペースが1台分しかないので、実家の駐車場には私たちの車をとめるために、お父さんの車を病院にもっていく作業。お父さんの車はマニュアルなので、旦那さんに運転してもらい、私が自分のうちの車を運転して追走。

その合間に、お母さんのケアマネに現状報告。
ケアマネさん、外出してたりしてなかなかつかまらないんですよね…
ケアマネさんと相談して、お母さんのデイケアを、入院中は週五日に変更。
本当は(自宅に帰って用事もしたいし外出もままならないので)土日もお願いしたかったのですが、介護の点数を超えてしまう分は10割負担となり、金額が10万近くになってしまうので断念。
更に次の日に今後の方針を相談しようとしたら、ケアマネさん休みでした。
連携、ほんと大変です。うまくいったためしがないです。
会社勤めしてると気軽に相談も行けないから、結局話し合いに同行できなかったりして、うまくいきません。

お父さんの入院手続きと並行して、デイケアに出ているお母さんの出迎えも必要です。
色々済ませて無事迎えには間に合いました。
お父さんの具合が悪くなってから、お母さんの入浴もストップしていて、ずっとお風呂に入っていませんでした。
デイケア施設では入浴もできるのですが、お母さんはかたくなに拒否するので今までお願いできていませんでした。
が、今回初めて入浴してきてくれました。スタッフさんには本当に感謝です。
ただ、毎日入浴を進めると施設自体に行きたがらなくなるので、2日に1度の入浴を目指しますとのことでした。十分です。

お母さんの夕食は、宅配のおかずが届きます。
しかし、以前からお父さんに聞いていましたが、お母さんはそれにはほとんど手を付けず、お父さんの買ってきたものか、お漬物しか食べません。
毎日、安くない金額を払って宅食をとっているので、こう食べてくれないと、つらいです。
残ったものはお父さんも食べないので、ほとんどを捨てています。(私が来てからは、私が残りを食べています)
お世辞にもおいしいとは言えないし、モノによっては薬品のような味がするので、お母さんが食べない気持ちはわかります。
でも、お父さんは料理ができないので、宅食に頼らざるを得ません。
私がもっと近くに住んでいたらいいのですが…それでも、毎食作って届けるのは、会社に勤めていたら無理かもしれません。
せめて今私がいる間だけでも宅配を中止しようと思ったら、前週の火曜日までの連絡が必要でした…

お母さんのお世話で一番困るのは、トイレの問題です。
紙パンツは履いてくれるようになりましたが、「使い捨て」というのがわかっていなくて、洗ってしまうそうです。
こちらはまだありません。毎日デイケアに通うようにしたので、家で履き替えることが無いからだと思います。
ただ、失敗してしまった紙パンツと汚れた衣類を隠してしまうのです。
これは、パターンを把握して、「隠したな」と思ったら、なるべく早く発見し、衣類は洗濯しないといけません。
ただ、お母さん、トイレの失敗だけには敏感で、ほんとに気づかれずに隠してしまうし、隠し場所を執拗にかばうので、無理やり取り出すことができないんですよね…。
お母さんがその場をはなれた時に、迅速に処理できれば、お母さんは失敗したことも隠したことも忘れるので、それで穏便に済むのですが…
デイケアから帰ってきたらそこをなかなか動かないので(笑)

あと、うまくお尻を拭くことができないので、トイレ掃除が大変です。慣れないと精神的に辛くなりますね…

それと、今が何日の何時かわからないので、夜早く床に就いたと思ったら、夜中に起きて雨戸をあけたり外着に着替えたりしていて、それで深夜徘徊に行くんじゃないかと心配で、私たちもあまりうまく眠ることができません。
お母さんは1階、私たちは2回に寝ていますが、客用の布団も使えそうなものが1組だけしかなくて、しかも物置のようになっている部屋なのでせまく、これは本当にきついです…
自分の実家ではなく、義理の実家なので、どこまで整理していいか難しいですよね。

私から見れば、この1年でも症状が進んでいますが、これでも介護認定は昨年と変わらず介護1なんですよ。
徘徊もして、警察のお世話にもなっているのに…一人で家事もお風呂もトイレもできないのに介護1…
(介護認定は要支援1-2、要介護1-5の7段階あり、要介護5が一番重いです。ちなみに特別養護老人ホームに入れるのは通常要介護3から。)
本当はデイケア通所も相当嫌みたいで、少し前ならこの状況でも「一人で大丈夫」と言って絶対に所定の曜日以外はデイケアに行ってくれなかったと思います。
今は、曜日感覚は無いのですが、それでも自分がデイケアに行く曜日はきっちり覚えているので、お母さんが唯一曜日を確認する手段、新聞は、所定の通所日である「月曜日」の新聞のみ置いたままにしています(;'∀')
何10回も新聞の曜日を確認しているので、曜日の確認作業が終わればお迎えが来たら通所してくれます…(本当の新聞は朝イチで隠しておきます)
最初は、めっちゃ怒って帰ってくるかな~と心配でしたが、特に変わりなく帰ってきて、帰ってきたら行ったことは忘れているので、ひとまず通所は何とかなりそうです。

というわけで本日、連休+有給を経て5日ぶりに出勤しました。
実家からの通勤で、めっちゃ人多かった&遠かった…行くだけで疲れた…

でも。

行くまではつらくてきつかったけど、会社行ってしまえば、数時間前までの実家での暮らしが嘘のような、「普通の会社員」としての日常で。
それがどれだけありがたいかわかります。
病院から呼ばれる心配のない日常。
警察から電話がかかってくる心配のない日常。
勝手に出ていく心配のない日常。
ご飯の心配をしなくていい日常。
何時間も独り言を聞き続ける必要のない日常。
トイレが汚れない日常。
服や靴下がなくなったり、ティッシュやオムツがタンスにしまわれない日常(笑)。

それも、私の勤めている会社が、休みに関しては超ホワイト企業だからできていること。
ありがたい。
それでも、仕事がたまったり、休むのを申し訳なく思ったり。
家に帰っても気が抜けないし…
世間で介護離職がなくならないのもうなずける。
これ、働きながらは、ムリです。

毎日デイケアに頼っている私でさえ、3日目で顎に大量のニキビができてしまいました。
お父さん・お母さんの世話はもちろんしないといけないんだけど。
じゃあ、私たちが会社に居られなくなったとき、病気になったとき。
一体誰が私たちを助けてくれるんでしょうね。
(ちなみに旦那さんも介護がある前提で入社しているので今週まるまる休むことができました。よかったけど本人が、もうかなりまいっています(;'∀'))

まあそういっても始まらないし、できることからゆっくり整理したいです。
今まで話しづらくてなかなか聞けなかったことも、きちんと聞いて、利用できる制度はこちらでも把握しておきたい。
・お母さんの年収
・貯蓄額
世帯年収
・限度額認定などの手続き
・お母さんの今後の介護方針と、ショートステイ先の契約
・宅食の見直し

それと、以下のことも、次回があったらもっと迅速に対応。
・入院セット(自分の家においておき、入院の気配があったら必ず持参する)
・ケアマネにすぐ連絡
ショートステイできる期間と金額、利用できる減額制度の確認
・実家に泊まり込みできるための寝具・場所の確保

頭の中はず~~~~っと介護のことでいっぱいで。
すごく忙しいわけじゃないんだけど、気を抜けないってきついなあと思います。
気分転換がうまくできません。
うちはまだ、旦那さんも積極的に動いてくれるし、いい方なのかな。
お父さんが退院するまで、という期限があるからまだなんとかやれるものの、それもなかったら…と思うと。
正直怖いです。




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【ほどほど美容】ビューラーや~めた!!

35歳をひた走る、めんどくさいこと大嫌い・でも完全に美をあきらめたくない私の、ひと夏の試行錯誤の結果を、数回に分けて書き残しています。
「ひと夏の」とか言っている間にこれを書いているのは11月…もう季節は冬へと変わりそうです…

今回は、ビューラーをやめた理由・やめてみた感想を書きます。

ビューラーをやめた理由

私がビューラーをやめた理由は、「まつげの抜けが気になったから」です。
20代くらいまでは、まつげは長くて多くてとても助かっていました。
女子から褒められる、数少ない貴重なチャームポイントだったのです。
しかし、30代半ばになり、気づけばまつげの量が減り、心なしか細くなっていました。
そして、ビューラーでの抜け毛がとてもつらくなりました。
抜けても、そこに生えてくる気配がないことに気づいたのです。

まず、頭にひらめいたのは「まつげ美容液」でした。ネットでは「すごく効いた!」と評判の美容液情報があふれていて、購入を検討していました。

でも、ふと、「不安なことをモノで解決しようとするより、まずはその原因を極力取り除いてみてはどうか」とひらめいたんです。(つまりズボラ)
美容液を手に入れれば、確かにまつげは元気になったり、新しく生えてくるかもしれません。
でも、「美容液を塗る」という手間が増えます。
また、「まつげが抜けてしまう習慣」は変わらないです。

まつげが抜けてしまう習慣=ビューラーは、私の生活に本当に必要か?そう考えてみました。
私は、平日は会社と馴染みの喫茶店とスーパーにしか行きません。
会社では1日中PCとにらめっこ、私の顔をまじまじ見る人なんて、旦那さんくらいです。てか旦那も私の顔なんてそんなまじまじ見ない。
何のためにビューラー?
化粧した瞬間にはまあ、自分ではビューラーした方が気分が上がりますが、でも前みたいにまつげがもさもさしてるわけではないから微妙。
そして私がビューラーでまつげ上げてようがいまいが絶対に誰も気にしていない。
もはやなぜ今までまつげを痛めつけ毎日ビューラーしてたのかわからない。なぜ疑わなかったのか。

まあなんだかんだ言いましたけど「始めるよりやめるほうが楽じゃね?」ってなっただけそうずぼら最高。

ビューラーをやめてみて

現在ビューラーやめて3か月。
なんっっっっっっっっっっっっっっっっにも困りません!!
まつげが上がってないことを突っ込まれることももちろんありませんし、朝楽ちん~
まつげが全然抜けなくなった!ていうか朝楽ちん~
マスカラはつけてるから一応まつげは長くなって、化粧してる感はある。ていうか朝楽ちん~

そう!!!「朝がラク」!!!!ぶっちゃけこれに勝るメリットなし!!

ぜんぜん、まつげあがってなくてもテンション維持できましたわ。
私の場合アイラインすらひいてませんからね…まつげが上がってないことくらい大したことなかった…

これ、20代だったらものたりなかったかもしれない。
アイシャドウとビューラーとマスカラで強めの眼もとにしたほうが、20代の時は顔が映えました。
でも、30半ばの自分の顔には、ガッツリとしたアイメイク、ぎゅんと上がったまつげより、ビューラーなしの下がりまつげがなんだかしっくり来ています。
目も昔に比べて小さくなっているし、ファンデもナチュラルだから、全体的にあっさりとまとまっている感じがします。
華々しさは無いかもしれない、でもまとまりのある顔で、自分では今の顔が好きです。

まつげは抜けなくなりました。チビまつげも無事生えてきています。うれしい!

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ビューラーは捨てます

さて、必要のなくなったビューラーは即捨て!と行きたいところですが、私は捨てませんでした。
まだ化粧ポーチに入っています。
その理由は、たまに客先に外出することがあるからでした。
あと、「もしかしたら使いたいと思うかもしれない」と思っていたからでした。
でも、結局客先に行くときもノービューラーで平気だったし、使いたいと思ったことはこの3か月でただの1度もありませんでした。
ほんとうは、手放すのが怖かっただけ、自分の心地よさより人からの見え方を気にしていたからだと思います。
もうそういうのはやめようと思います。
今日、ビューラーを捨てます。

ビューラーの習慣を手放したらまつげが抜けなくなったので、美容液も今のところ買う予定はありません。
もし、何もしなくてもどんどんまつげが抜けて行ったら、また対策を考えよう。
もしくは、まつげ関係なくイキイキとした印象を与えられるような、魅力的な表情筋になれるよう、筋肉を鍛えたいです。

あとは、ブラウンのアイシャドウ(アイライン)を効果的に使えるようになりたいです、本日電車で遭遇した女性のブラウンの目元が素敵だった( *´艸`)←すぐ影響される

そんな感じで、今回は悩みに対し「足す」ではなく「やめる」方向に持って行けたことが、自分的にとてもよかったです。
実はもう一つ、この夏に「やめた」ことがあるので、そちらについても記事にしたいです。



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【セルフケア】心の声に「ね」をつけて、自分を労ろう

先日から試していて、心に満足感があった方法のご紹介です。

それは、「心の声に『ね』をつけてみる」という方法。

私がそれをたまたま発見したのは、お風呂に浸かった瞬間のこと。
この1ヶ月、私は公私ともに土日もパソコンとにらめっこして講義を受けたり実習していたりして、体がお疲れ気味でした。
久しぶりにお風呂をためて、そこにザパーっと浸かった瞬間。
「気持ちいいねぇ〜〜」 と、なんでか自分に語りかけてしまったのです。

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声に出た瞬間はちょっと私なに自分に語りかけてんのwwって思ったんですけど、脳内は続きの会話が始まったわけで…
「ほんとほんと、気持ちいいねえ」
「幸せだねえ」
「今週頑張ったもんね」
と、自分で自分に語りかけてしまう。

そうすると、なんだか、自分が疲れているんだけど、自分が気持ち良かっただけなんだけど、
自分じゃない誰かをいたわっているような、自分が誰かにいたわってもらっているかのような、
ちょっとほのぼのした気持ちが芽生えました。

また、仕事が立て込んでイライラした時とか、うまくいかなくて落ち込んで帰宅した時は、「あー、疲れたねえ」「今日は本当きつかったね、でも頑張ったね」「あの時はムカついたね〜」なんて、頭の中で自分に語りかけました。
ネガティブな感情に「ね」をつけると、その感情に浸りきっていた自分→そう感じている自分を客観的に見つめて声かけする自分へとシフトできて、疲れがスッと抜けるような感覚がありました。

自己肯定感の低い人にありがちなのが、「人の悩みには親身になって励ましたり気遣ったりするけれど、こと自分のことになるとなかなか頑張りを認めることができなかったり、責めたりしがち」ということだと思います。
そういう人にとっても、「語りかけるように『ね』をつける」という方法は、自分から一歩引いた感じで実践しやすいかもしれません。
私は自己肯定感は低くないと思いますが、それでも、自分で自分をいたわる気持ちが普段より2割増くらいになりました。

マインドフルネスには、「自分の感情や感覚と、自分自身は別のものである」という考え方があります。
これを理解し実践するにはまだまだ時間がかかりそうですが、今回の気づきは、そのマインドフルネスの考え方に近づくヒントになると感じました。

お風呂に入った時は特におすすめです。
感情が解きほぐされ、それが体へとダイレクトに反映されていくことを、感じやすくなると思います。

ポジティブ筋トレ格言で大好きなテストステロンさんの著書にも、
なりたい自分以外の自分、本能的な自分は理性でとことん叩き潰せ!!
といったことが書かれています笑
そういってイケイケに励ましてもらうのも、テンション上がって大好きです。
それプラス、自分に共感していたわってくれるもう一人の自分、も、作り出して損はないと思います。

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【ほどほど美容】「ゆるふあ」はガチガチに作る!!デジタルパーマで超時短

35歳をひた走る、めんどくさいこと大嫌い・でも完全に美をあきらめたくない私の、ひと夏の試行錯誤の結果を、数回に分けて書き残しています。

今回は、夏にデジタルパーマをかけたことで、めっっっっっっちゃ楽になったよ!!ってことを書きたいと思います。

くそ暑いし汗かくしマヂ無理。巻くのやめょ…

私はデジタルパーマをかける前まで、毎日朝、コテで髪をまいていました。
暑くなる前は、それが楽しかったし、髪に手間をかけると服装が地味でも全体的な完成度が上がるので、苦ではありませんでした。

でも、本格的に夏になって、連日30度をくだらない日々…
「セルフ巻き髪の限界」を感じました。

まず、巻くのが熱い
まず、コテが熱い。
暑い夏に熱いコテ。
なんだろうな~マゾかな~

そして、外に出て、秒で崩れる
苦労して巻いて、外に出る。
と、秒速で汗かいて髪がまっすぐに戻る…
最寄り駅に着くころにはすでに巻きが取れています。
セット剤をつけても汗かくのですべて流れてしまいます。
あまりにも短すぎるシンデレラタイム。

労力に対して効果が全然得られないので、もう巻くのをやめようと思いました。

結局暑いし結ぶから、デジパでよくない?

私は髪を巻かないと、黒髪ロング前髪無しなので、なんていうか武田鉄矢みたいになるんですよね。金八先生
だから、手をかけない直毛だと全然あか抜けないです。
結ぶにしても直毛なので、ぜんぜんモサい。剛毛なのでひとつ結びが竹箒みたいになる。

だから、デジタルパーマをかけることにしました。
まず、デジタルパーマのメリットとデメリットを考えてみました。
メリット
・手がかからない
・コテ手放せる
・半永久的に取れない
・簡単なひとつ結びでも華やかに見える
デメリット
・髪が痛む
・コテのカール感には及ばない

私はこのように考えて、自分にとってはメリットが多すぎるくらい多かったので、デジタルパーマをかけることにしました。
デメリットに関して、まず髪が痛むことは、コテでも毎日ダメージを与えていたので、今までとあまり変わらないだろうなと思いました。
また、定期的にトリートメントで補修することにしました(今までしてなかった…)。
そしてもう一つ、デジタルパーマはコテ巻きのような弾むカール感がそこまでなく、「パーマ」という感じのウエーブ感のほうがどうしても強い。
ただこれは、とりあえず夏の間は、暑すぎて毎日髪をまとめているので、あまり気にならないだろうと思いました。
髪をおろしたときの印象は、コテ巻きの方が好きなんですが、実際私は不器用なので、毎日完成度の違うカールができてしまう…だから髪を下ろしたくても巻きを失敗して結局アレンジすることも多かったです(;'∀')
その点デジパは、ほどほどのウエーブ感をいつでもキープできるわけですから、「ほどほど美容」で行くにはもってこいじゃないかと。

結果:大正解!圧倒的時短、そして「巻きが取れる」というストレスからの解放

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いやーもう、ほんと楽!!!
朝1分、ひとつに結んで、お団子作って、即完成!!!
結ぶだけでそれなりに見えます。
ヘアアレンジするときもまず巻かなくていいから楽。
乾かすときも適当でOK。

デジパかけて、適当にまとめ髪(ひとつ結びで毛先をわっかにして最後まで通さない簡単アレンジ)をしていくことが多かったんですけど、会社の女性に「そのアレンジ素敵ですね~!どうやってるんですか?」と聞かれました。
いやゴムで結んでいるだけなんです。こんなズボラアレンジで褒められる日が来るとは…

そして、なんといっても、大汗かいても台風でも、巻きが取れない安心感!
ほんっと、デジパかけてよかった~~~~
雨の日とかすごく実感します。
楽すぎて泣くレベル

髪の毛の痛みは、というと…
デジパかけて2か月弱、まだ1回しか自宅でトリートメントしてませんが(笑)、毛先の乾燥・ごわつきがあり、枝毛・切れ毛・もつれはありません。
もっときちんとケアしていればまだましだったと思いますが、ズボラゆえ、まだトリートメントの習慣化はできていないです(;'∀')
私はミルボンの洗い流すタイプのトリートメントを使っています(昔デジパかけてたときに使ってたやつ)。

これ、個包装で使い切りタイプなのでお風呂場のものが増えなくていいですよ。
成果はスゴイですトゥルントゥルンな毛先になります!私のすでに傷んだ髪でもツルツルです!
香りも女子っぽくてスキ~
これから乾燥する季節になるので、今後は2週間に1回の頻度できちんとケアしたいです…


という感じで、髪に関しても「ほどほどでも美しく」を実践できていると思います。
ただし、最後に書いたように毛先ごわごわ・パサパサだとせっかくのウェーブも台無しですので、きちんとケアしていきたいです。
毎日巻く手間に比べたらトリートメントくらいできる…はず…!!
あ、トリートメントも惰性で使っているので、オススメのものがあったら教えてほしいです!
私の髪は直毛・剛毛・多めです。できればアウトバストリートメントで、それ1つでも効果があるやつがあれば乗り換えたい!!


▼2020年~ 相性のいい美容師さんに出会い、普通のパーマをかけています。パーマは一度かければ毎日楽でいいね~

yamayamaring.hatenablog.jp

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質問攻め!「グッドポイント診断」をやってみました

自分のことをもっと知りたい。
自分を少しでも理解して、心地よく生活したい。

ブログを始めてから、ずっとそう思ってきました。 自分のことを色々考えてみるけど、考えることが苦手な私は、まだまだ自分についての分析ができていません。
まあ、分析とか必要なほど複雑な人間ではないと思うんですが…(笑)。
そこで、これから気軽に、「○○診断」「○○テスト」のような、あらかじめ質問と結果が用意されているものを、時々やってみようかなと考えています。

お医者さんできちんとしたテストを受けたときの記事↓

【ADD】知能検査を受けてきました - いっぽいっぽ日記
【ADD】知能検査の結果と診断が出ました - いっぽいっぽ日記

小さいときは、雑誌の血液型診断とか、性格テストとか、大好きだったんです。
でも、大人になってからは、どちらかというと敬遠してました。
理由は記事の最後に書いています。

今回は、「リクナビNEXT」の会員登録でできる、「グッドポイント診断」をやってみました。
その結果について残しておきたいと思います。

グッドポイント診断について

リクナビNEXTという、リクルートの転職サイトに登録することで、「グッドポイント診断」というサービスを受けることができます。

next.rikunabi.com

18種類の「グッドポイント」から、5つを選択してくれます。
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診断結果のイメージはこちら
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結構詳しく書かれています。
「挑戦心」「自立」「バランス」いいなあーーーこんな結果出たら舞い上がっちゃうな!

診断を受けるにはリクナビNEXTへの会員登録が必須。
あとね…診断に時間がかかります!!
何しろすごい数の質問ぜめ!正直途中でめんどくさくなった!!
適当にやっても、登録10分、診断20分はかかるんやないの???
時間に余裕のある時にトライ!


やまたろうのグッドポイント5つ

わたしの診断結果です。
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受容力

あなたは、和やかな人間関係を重視し、考え方やタイプの異なる人に対して拒否反応を示したり、自分の主張を押しつけるようなことはありません。人が集まる場において、あなたは誰に対しても自然と穏やかに対応します。あなたに受け入れてもらえていると感じ、安心感を得られる人も多いはずです。
また、あなたは環境や事実もありのままに受け入れます。周囲の人から、新しい環境においてルールや雰囲気にスムーズになじむことができる点を評価される機会もあるでしょう。

親密性

あなたは、常に謙虚な気持ちを持って人と接しています。内面についても話せる深い信頼関係を築くことを望んでおり、交際範囲を大きく広げることにはあまり興味がありません。
相手との距離感が重要と考えるあなたは、知り合って間がない相手に対してまずは適度な距離を置いて接し、互いにとって心地よい距離を探りながら丁寧に信頼関係を構築していきます。「控え目・礼儀正しい」など、評価されることも多いでしょう。
多くの人が集まる場ではおとなしく見られることが多いあなたですが、深い信頼関係を構築できた相手とは互いの思いや内に秘めたパワーをしっかりと理解しあえているはずです。

悠然

あなたは常にゆったりと構え、じっくりと考えたり取り組んだりすることができます。長い目でものごとをとらえ、あせらず気長に進めることが得意であり、目先の小さなことに気を取られて考えが変わるようなことはありません。特に将来のことを考えるうえで、あなたの長期的な視点から生まれる発言や提案はとても参考になるでしょう。
また、悠然とした態度には、周囲の人を落ち着かせ、「改めて考えてみよう・焦って決断してはいけない」と考えさせる効果があります。あなたの精神的なゆとりが、周りの人を落ち着かせるのです。

柔軟性

あなたは、好奇心旺盛で興味の範囲が広く、ものごとを柔軟にとらえることができます。また、突発的なできごとに対して臨機応変に対応することも得意です。何に対しても「もっとよいやり方があるはずだ」と考え、様々なアレンジを繰り返していくため、あなたの取り組みはどんどん進化していきます。あなたにとって、ひとつのやり方しか考えないことは悪なのです。
結果を出し続けていることが知れ渡るにつれて、周囲の人は改善したいことがある場合、あなたの視点やアイディアを求めるようになります。

現実思考

あなたは、等身大の自分を軸にして、現実的にものごとを考えることができます。また、実際にものごとに取り組む際は、成果のみでなく、そこにいたるまでの努力の過程も大切にしています。夢物語にはあまり興味がなく、実際的なものこそ価値があると考えています。あなたにとって重要なのは、「今この時」であり、「現実」なのです。
あなたは常に具体的で現実的な提案を行い、実現可能な目標を定め、真摯に努力します。周りからは「地に足がついている」と表現され、その堅実性・実現可能性を評価されることが多いでしょう。

診断結果を受けて思ったこと

どうですか。
褒められまくっているでしょう(笑)。
「長所・短所」ではなく「グッドポイント」のみを教えてくれるから、なんだか読んでいて照れますね。
こんなにほめてくれるなんて、私リクルートのこと好きになっちゃいそう…(笑)
このような感じで、大量の質問の後にはけっこう具体的な診断結果をいただくことができます。

まず、自分でも「そうだろうな」と思っているのは「受容力」「親密性」です。
言葉のみを見てみると「そんなに受け止めるキャパなんてないだよ~~」とかって思ってしまうんですが、これは「対義語」を持ち出すとしっくりきます。

「受容」の対義語は「排除・排斥・疎外」です。
うん、自分は圧倒的に「受容」よりです。
色々な人の立場や言いたいことに、「うんうん、その立場だったらそう思うよね~~」と気軽に共感します(笑)
八方美人タイプだと思います。
完璧にはこだわらず、いろんなものが混じり合ってても気にならないです。

「親密」の反対語は「疎遠」です。
私は関わる人とは深い話をしたいと思う方です。
私の友人は時々「こんな話を普段話さないから面白かった(興味深かった)」と言います。
私にとっては、自分の悩みや、生き方について考えていることや、対人関係で起こったことの自分なりの解釈などを話すこと、また相手にとってのそういうことを聞くのはとても興味深いし「普通の会話」と認識しています。もちろん限られた間柄の人だけですが。
でも、そういう話をしない家族・夫婦・友達関係も多いのだと思います。
そういうところが、私の「親密性」を表しているのかも。

「悠然」「柔軟性」「現実思考」の説明は、あまりピンと来なかったです。
まあでも、なんか「悠然」「柔軟性」は、フニャフニャしてるイメージだから、そういわれればそっちよりかな~。

「悠然」の意味を調べたら、「緊迫感がなくゆったりしているさま」(笑)。そう説明されるとピッタリだわ!!
対義語は調べてもはっきりわからなかったです。たぶん、「ピンとしてる」「シャンとしてる」とかそんな感じかな←語彙力

「柔軟性」は、「そうありたいなあ」という理想なので、まさか診断結果として出るとは…と驚きました。
どちらかというと「突発的なできごとに対して臨機応変に対応すること」は苦手なんですけど(笑)でもガンコってわけでもないしなあ。
「ひとつのやり方しか考えないことは悪」って(笑)リアルで言ってみたい!

「現実思考」は、あれですかね、「マインドフルネス」のおかげですかね。
でもなんか「悠然」「親密」とかと一緒に上がってくる単語としては意外でした。

そんな感じで、まあ「上昇志向」とか「リーダータイプ」とか「冷静」とか、そういったのからは縁遠い結果となりました…
いやそう診断されても疑うけどね。
ブロガーとしては、オピニオン記事とか何かの比較検討記事とか全然書けないし、何でもありの雑記記事ばかりだし、なんだかぼーっとしているし、ほんと、このグッドポイント診断の通りかもしれません。私自身はこのブログを「特に役に立つ記事はないけど、色々悩んだり考えたりしてるよ~みんな違ってみんないい~共感されるととっても嬉しいけど人の心はうつろいゆくので来る者拒まず去る者追わず~」って感じだと思っています。

大人になって自己診断を敬遠している理由

昔は大好きだった自己診断。
なぜ大人になってあまりやらなくなったかというと、
「質問に即答できないから」です。
私は私のことを少しでも知りたくて診断しているわけですが、そもそもこういった診断に「当てはまる」「当てはまらない」を即答できてたら、診断の必要がないくらい、自分のことを知っているということになりませんかね。
質問のほとんどを「うーん、そう感じることもあれば、そう思わないときもあるし…」と、曖昧にしか答えることができません…
自分のことを知らなすぎるのでしょうか。
そのような形で、確信をもって答えることのできない自分に呆れるということが、診断を敬遠している理由の1つ。
もう1つの理由は、そうやってあいまいに答えた結果出てきた診断を疑ってしまうから。
だって曖昧にしか答えられないんだもん、たとえいい結果が出ても「ほんとかなあ、自分を盛って答えた結果だから信じられない」とか思ってしまうのです。
「じゃあ受けるなよ」という診断側の意見が聞こえてきそうですが、ほんと自分でもそう思ってました。だからあんまり受けてない。

でも、そんなこと言ってたって、始まらないじゃないですか!
と、自分に言い聞かせています。
「これがすべて」ではないし、私は時とともに考え方も変わっていくのだと考えると、「今の時点では自分はこう~♪」と、もっと気軽に診断できます。
「曖昧なまま答えたらダメ!」って誰にも言われてないし。
そういうとこなのよ。
はー。

なんだかまとまりがなくなってきたので、今日はこのへんで!
グッドポイント診断、時間かかるけど楽しいですよ~。


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吸い上げた毒の行方

自分にストレスが溜まっていることを認知するとき、とてもとても自分を知るのに役に立つと感じた。



基本的には前向きにお気楽に日々過ごすことを心がけているけど、それでも合間を縫って、どうしようもない「シンとした」心持になるときがやってくる。
数時間前、それが来てしまった。

だいたい何でも話し合って分かり合っていきたい。
だけど、一人ではどうしようもない問題とか、わたしとの感じ方の違いとか、私自身の疲れとか、色々なことが重なって、持ちこたえられなくなったのだと思う。
申し訳ないけれど、その時私は「毒を吸い上げてしまった」と感じた。
カラカラのスポンジに、墨色の毒がどんどん吸収され、スポンジは重くなってしまった。そんなイメージ。

それが表に出たのは午前5時前で、雨の日だったから世界はまだ暗かった。
朝の光が無いことに悲しくなったし、反面、私の泣いている姿は闇に包まれているという安心感もあった。

どうしたらいいかわからなくなった。泣くのは久しぶりだったし、いや理由があって泣くことはちょこちょこあるけど、自分の感情が静かに行き場をなくして泣くのは本当に、久しぶりだった。

色々なことを考えた。

私のこの気持ちを聞いてくれる誰かがいたら、楽になるのだろうか。
すべて終わりにして、一人で自分のことだけを考えて生きるしかないのだろうか。
いやいやそれはちゃんと旦那さんに伝えるべきなのかな。ちゃんと話し合った方がいいのかな。でも、自分が病気の時に「あなたの病気のせいで私はつらくなりました」なんて言われたらそれこそ、死にたくなるくらい悲しい。
丸ごと引き受けると決めたのは私だし、私には私の感情を自分で引き受ける力がある、はず。
でもそうやって私の感情の行き場をなくすのもなんか間違っている。
台所に行き窓を開けて、とりあえず真っ暗な外を見てみる。
秋の風が涼しくて気持ちいい、ちょっと楽になった。
自分が「毒を吸った」と思うことが許せない。最低だと思う。でも、思ってしまうものは仕方がない、無かったことにはできない。
そういえばコーピングリスト作ったな。あれからなんかやればいいじゃん。そう思ったら、別のところから「私のこのつらさをコーピングリストなんかで解消されてたまるか」という、つらさを武器にして何かにぶつけたがりマンの声が聞こえて、それでまた自己嫌悪。何のためのコーピングリスト。 そしたら、ああストレスでネガティブになるってこんなに辛いんだなあって、外野がなんか言ったって、当の本人のつらみは解消されるわけないなあって身をもって体験していることが、とても貴重な気がしてきた。勉強になる。
それで、やっぱり私はわたしのことを信じているから、誰かや何かにぶつけることはしないで大丈夫だろうと思いなおして、で、私の吸った毒をどうするか考えた。
まずは、私が毒を吸ってつらかった、暗い気持ちになった、そんな私を私だけは「つらかったね、きついね」って認めてみた。誰かにぶつけなくても、自分で自分のこと癒せばいいやんって思った。癒すっていうか、ちゃんと、そうなった自分を認めてあげるというか。私だけは許そうと思った。
で、もうイメージが湧いてしまって仕方がないから、私の吸い上げた毒をどうやって外に出すか考えた。
でね、その毒っていうのは、実際にはないもの。目に見えないもの。これは好都合だった。
だって実態がないから、その毒を排出するのも私の好きなようにイメージできるのだ。
まずは「放電」のイメージ。
洗濯機とかについているアース、あれは素晴らしいよね、電気を地球が受け止めてくれるんだもん。ヨガだって、お尻から根っこが生えて、地球の核とつながるイメージとか使うよね。とりあえず私の足の裏とかから地球に毒を排出させていただこう。地球ありがとう。
あとは、やっぱりコーピングリストかな、一人になりたい。だから、そのまま台所の窓辺でしばらくしゃがんだままでいる。少し眠くなってきた、いい感じ。
あとは、そうだな、やっぱりこの気持ちを書きだしてあげることだな。しょうもない日記になるけど、ブログに書くことを想像するとだいぶ気が楽になった。ブログありがとう。

その時々で、つらくなったり頑張れたり、たくさんの感情がある。
昨日は前向き、今日後ろ向き。笑ってしまうくらい脳の波がある。
でもどんな自分も自分だし、どうしようもなくて最善策(と言われる行為)を選べない時の気持ちだって大事にしたい。
自分がこういう気持ちになることを知ることで、他者の苦しみやつらさだって、少しは前より想像できるようになる。
そんなどうしようもない、ズバズバ割り切って進めないどうしようもない自分も認めることで、他者のどうしようもない感情も認めることができる。
ずっと前向きではいられない。誰にだって、立ち止まることがある。それが無ければ誰かと分かりあったりできない。

朝ドラ「ひよっこ」で、ドラマの最後にはヒヨコの鳴き声が入ることがあるが、そのドラマの特定の回、主人公や周りの仲間が精神的に成長するエピソードの描かれる回は、ヒヨコの鳴き声ではなくニワトリの鳴き声になる。
本日、私の頭上でも、ニワトリの鳴き声がした気がする。
朝ドラありがとう。

書き終えた今、だいぶ楽になっています。

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旦那さんの就職が決まりました。私たちは、あきらめるのをやめた。

私の旦那さんは長年うつ病を患っていまして、その間に、専門学校に入学したり、糖尿病になったり、山あり谷ありです。
実はこのたび、念願かなって、やりたい職種での就職が決まりました。
アラフィフの新人ライフ、スタートです。
今回は、その時の気持ちとか出来事とか、今私が感じていることを書き残しておこうと思います。
なお、身バレ防止のためあいまいな表現を使っています。

就職が決まるまで

うつ病中に「本当にやりたいこと」が見えてきた旦那さんは、専門学校に入学。
その後資格学校とパートを掛け持ちして、資格取得。
なかなか仕事が決まらないなか、ようやく決まった前回の就職(未経験・希望職種の正社員)により、再度うつが重症化し、結局退職。
退職寸前は本当にひどくて、原因不明の胃腸炎で数日飲まず食わずに下しまくり(ウイルスは検知されなかった)、原因不明の粉瘤(背中に大きなできものができて腫れるが、膿が全くでなくて医者が困惑していた)、希死念慮
その後休養中に糖尿病を発症。
糖質制限により糖尿病の劇的な改善・メンタルの劇的な改善・過敏性腸症候群の解消。
その後、体を一番に考えて障がい者求人へシフトしようとするも、市の担当者から「就職あっせんしてほしいならここへ行け」と言われて就労移行支援事業所へ訓練に。(ここがどう考えても理不尽。詳細は割愛)
事業所へ通うも、個人情報保護の問題とか、職員の対応とか、利用者さんとのこととかいろいろあって、契約解消。
福祉の闇を知る。
その後、通常の職業訓練へ通い、生活のリズムを整える。
訓練を終了し、就職活動開始。
長期戦を覚悟していたところ、最初に受けた会社(パート希望)で、あっさり内定。

ざっくり書くとこのような経緯をたどりました。
この間に約10年経過しています。

気持ちの流れ

基本的にいつでも夫婦で話し合って、方針を決めてきました。
それでも、前回の仕事を退職してしばらくまでは、たびたび「俺のことを考えてくれてない」と、訴えられることがありました。
ある日とうとう「私だってどうしたらいいかわかんない!!」と私も泣いてしまったことがありました。
そのころ、私の精神的疲労もピークだったんだと思います。
ただその言動で、余計に旦那さんを孤独にさせてしまいました。
本当にひどいことを言ってしまいました。
それまで、私はわたしなりに旦那さんに寄り添っているという自負があったのですが、それが全くの思い上がりでした。寄り添っているだけでは駄目だったんです。
それから、自分の性格に向き合ったり、病院に行ってみたり、カウンセリングを受けたりしています。
旦那さんも、今思えば、うつと糖尿病が絡み合って、体も心もボロボロだったんだとわかります。
糖尿病になったことで、それはとてもショックなことだけど、その治療で精神的な不安定さも見違えるようによくなりました。
私は、もう旦那さんに悲しいつらい思いをさせたくない、無理をさせたくないと思いました。
旦那さんとたくさん話したり、旦那さんが色々なところに行って色々とつらい思いをして、その経験や感じたことを全て共有し、旦那さんが今後どのように生きて行けば心地よくなることができるか、確信のようなものが徐々に出てきました。

まず、旦那さんは、組織には合わないと思いました。
責任感が強くまじめで、予定調和とかうやむやとかを一切受け付けない。
そして、お客さんや同僚から絶対的に好かれる魅力のある人です。
ので、絶対に個人で事業をやった方が向いていると思いました。
これは前々から感じていたので、うつになったときに資格の取れる専門学校に入学するのに賛成しました。
ただ、旦那さんがやりたいことで独立するためには実務経験を積まないといけません。なので、将来独立するための最低限の実務を経験できる会社であること。

そして、病気を持っているので、絶対にスロースタート・短時間勤務であるパートがいいと思いました。
正社員になると、拘束時間が長いし残業当たり前の業種のため、うつの再発率は上がると思います。また、前回「自分は何もできなくてせっかく雇ってもらったのに申し訳ない」という極端な自己肯定感の低さが旦那さんを追い詰めたため、自分をそこまで追い詰めない、責任を肩書で感じない環境にするために「パート」である必要がありました。

最後に、絶対に希望職種。旦那さんは、人生とか仕事に生きがいややりがいを感じないと精神を保てないタイプです。「お金のため」には絶対働けない人。

「短時間勤務で実務経験もつめる、希望職種のパート」という、もうめっちゃハードルの高い目標設定をしたわけです。(正社員ならまあまあある。)
だから、そもそも希望する条件に合う求人なんてめったにない。
でも、そこで絶対に妥協しない。
お金のことは考えない。
とにかく、希望をすべて満たす求人が出るまで待つ覚悟でした。

それからしばらくたって、偶然希望条件を満たす求人が出ました。
旦那さんと相談して、受けるだけ受けてみよう、という話になり、応募しました。
旦那さんは転職回数もとても多く、なおかつ無職期間も多いので、書類で落とされる可能性が大いにありましたが、なんと書類を通過し面接を受けることになりました。
私は、面接さえ行けば希望があると思っていました。
今、旦那さんは、自分の自己肯定感の低さに気づき、向き合おうとしています。
もう面接で自分を卑下したり、「ここしかない」と追い込んだりしないし、とにかく旦那さんの性格や雰囲気はとてもいい(ナチュラルにのろけてすみません)ので、自然な感じで面接できれば絶対に気に入られると思ったからです。
そして、旦那さん側も、面接で違和感を覚えたら、たとえ採用されても入社を見送ろう、とも話していました。
せっかく受かったのだから、と、無理して働かないこと。
しかし、実際に面接した感じ、旦那さん側も好印象を持ったようでした。

年齢的にも経歴でも、就職はとても厳しいだろう、と二人ともそんな気持ちでいましたし、落ちて当然、という気持ちで臨んでいたところ、あっさり、面接の次の日に採用が決定しました!!

面接の前日~採用決定後数日、私はすこぶる体調が悪くなりました。
気構えていないふりを気取っていても、実は本人より緊張しまくっていたんだと思います。
今までこんなことなかったので、自分でもびっくりしました。
こんなにあっさりと決まってしまって、驚きと不安でいっぱいになったんだと思います。
面接前は、旦那さん、面接無事に終わっただろうか、嫌なこと言われなかっただろうか。
結果待ちの時は、旦那さん、就活は数をこなすこと、とはいえ、不採用になることで落ち込むのだろうな。
いざ就職が決まると、旦那さん、また体調崩さないだろうか。嫌なことがあったらどうしよう。無理させるのではないか。
こんなことを目まぐるしく考えていました。

結局、決定後旦那さん本人も、うれしみ、というよりはやっぱり不安になってしまったみたいだけど、私が心配していたような落ち込みも気負いもなく、ある程度自分の感情を自己解決しているみたいでした。
今までの就活とは全然違うと感じました。

まずこんなにあっさり決まることがびっくりだし、旦那さんが落ち着いていることもびっくりだし、何より、「ここしかない」と追い込むことをしなくなったのが本当によかったです。
何か大きな流れに乗ったような、わたしたちだけではない何かの流れを感じないわけにはいきませんでした。
なるべくしてこのようになってるのかも。最近ではそう思うようになりました。

就職が終わりではないから

旦那さんは今のところ不調になることもなく仕事を続けています!
不思議なもので、旦那さんには将来一人で仕事ができるようになってほしい、そのために究極に回り道をしよう!と思ってスタートした就活でしたが、ふたを開けてみれば、ある程度自分の好きな時間に仕事ができる体制、在宅勤務可、将来独立可、パートでありながら一通りの業務経験できる、と、この上ない「近道」になりそうな業務内容でした。
一つの会社でこんなにフレキシブルに働き方を変えられる会社なんてそうそうないですから。
自分で計画して、自分のやり方で好きなようにやりたい旦那さんにはぴったりです。
短時間パートなので相変わらずつつましい生活にはなりますが、それは今の時点では重要ではありません。むしろ私がもっと稼ごう、そんな気持ちでいます。

それに何よりうれしかったのは、旦那さんが、一緒に働く会社の人を「本当にいい人。好きやね」と言っていること。
会社で働くうえで、人間的にも好きな人と働くのが最も重要であるものの、それが実現するのは運・縁しだいだと思うので、これは本当によかったと思います。

まあ、働いているといろいろ、疑問や不満も出てきていますが、今までだったら「せっかく雇ってもらったから我慢」となって結局耐えられなくなっていたので、今回は、こちらの要求も徐々にきちんと伝えていくと決めているそうです。
それで意見が合わないなら、それまでということで。

就職が終わりではないから。

わたしたちは、あきらめることをやめました。

そしたら、希望に合った仕事に就くことができました。
今回は、就職の、その先を考えています。
だから、仕事に対する考え方も今までとは違っているし、この就職で終わるわけではありません。
夢がかなうのは、もっとずっと先かもしれません。
心や体の不調がやってきて、後戻りするかもしれません。
それでも、今のこの感じ、悪くないです。手ごたえがあります。
旦那さん、生き生きしています。

旦那さんには「そんな~」と言われるかもしれませんが、最後の夢がかなうとか、かなわないとか、私にとっては重要ではないんです。(でも、旦那さんは決めたら必ずやり通すのでいつか叶います。)
旦那さんがやりたいことで日々生き生きとしていることがうれしいです。
そんな旦那さんを見ていて、私もここ数年感じたことのないような私自身の心のエネルギーを感じています。
悪くないです。

最後に。
今は亡き、旦那さんの前職の社長。
あなたが、うちの旦那さんを「始めるのに年齢は関係ないよ。」と、未経験でも雇ってくれたおかげで、「経験者」という肩書がつき、また同じ仕事に復帰できましたよ。
あなたの存在を感じない日はない、と、旦那さん、言ってますよ。
どうか、どうか旦那さんを見守っていてくださいね。




そういえば、旦那さんの採用の決め手が。
「おしゃれそう」「美容関係の免許持ってるから」でした(笑)
え、そこ業務に全く関係ないです。
そんなもんです。


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