いっぽいっぽ日記

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いっぽいっぽ日記

日々シンプルに心地よく過ごすために、やってみたこと、思ったこと。

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つらい過去に感謝する

こんにちは。


今日は心の再確認です。
あんまりシンプルとは関係ないかも。

 

 

私の旦那さんはうつ病です。
旦那さんのうつ歴は結構長いです。
最近、手続き上、自分の病気と向き合わなければいけない
(第3者に自分のこれまでの経緯を説明しなくてはいけない)
事が何度かありました。


「自分の病気を認めたくない」
どうしてもそう思ってしまうそうです。
普段はそのことについて、考えないようにしているつもりですが、
やっぱり、誰かに説明するときには、まざまざと「自分が病気である」
事を再確認するというか、思い出さなくてはいけない。
そのたびに、「どうして自分が・・・」と思ってしまうそうです。

うつ病に限らず、病気、けが、仕事、家族、恋人…
誰だって「どうして自分がこんなふうにならないといけないんだ」
という経験があると思います。
自分の、自分だけではどうしようもなかったつらい過去を、
恨んで、憎んで、否定したくなります。

 

 

でも、私は、今の、うつ病を経験した旦那さんが大好きです。
前よりもっと好きです。
私は、うつ病に感謝しています。


旦那さんがうつ病になる、という人生イベントで、
旦那さんはもちろん、私も本当にいろいろな経験をしました。
本人はつらいと思います。想像できません。だって私は経験していないから。
だから、今実際に苦しんでいる方からは、
「なってよかったなんて、ありえない!!」と怒られるかもしれません。
それでも、私はうつ病に感謝します。
色々な感情を与えてくれました。
どんなことも、「100%本人のせい」とは思わなくなりました。
(ニュースで流れるつらい事件や、自分の嫌な部分も含めて)
何度も喧嘩があったけど、この先何があっても二人なら大丈夫という、
かけがえのない絆と、自信と、絶対的な信頼関係を手に入れました。
お金がなくても、幸せになれました。
人は人、私は私と(だいぶ)思えるようになってきました。
自分以外の誰かを100%理解することはできないと、学びました。
私はずっと人として冷たいと思っていたけど、適度に距離をとること、
でも何があっても寄り添うことで、大切な人を守ることができるとわかりました。

そして、何より本人は、うつ病という経験があったからこそ、今の場所に立っている、
それがなかったら今の旦那さんは全然違うものになっていた確信があります。
うつ病がきっかけで、かなえた夢や、かなえたい夢ができたからです。

 

つらい過去に、つらいつらいなんでなんで、と語りかけても、過去はかわってはくれません。
いったん抱きしめて、感謝して、それで十分です。
断言できます、どんな経験も、今の自分に必要なものなのだ。
そのつらい過去がなければ、今の自分にはなれなかったのだ。
そして、今の私の方が、私は好きです。
(病気で一番つらいのは、本人ですけどね!でも、「その家族」という体験もなかなかつらいもんでした。
本人のケアはもちろん、支える家族への理解とケアも大事!)


私と旦那さんの、この貴重なイベントに感謝します。


そして、どうにかこうにかこんな小さな記事にたどり着いた、
うつ病や、色々なことでつらい方が、
これを読んで、少しでも楽になるといいなと思います。