いっぽいっぽ日記

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いっぽいっぽ日記

日々シンプルに心地よく過ごすために、やってみたこと、思ったこと。

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「子供は30歳になるまでには産まなきゃね」と30歳過ぎた私に言った、あの子はどうしているのかな

久しぶりに思い出しました、その人のことを。
今日はオチも何にもないただの日記。

その子の結婚式に行ったのは、もう何年も前。
その子は小学校の非常勤講師をしていて、先生になる前にバイト先で知り合った男性と結婚した。
お相手は公務員浪人後、めでたく役所勤めになったので、早々に結婚、という流れになったようだ。
披露宴に出席したが、男性方のご両親にもたいそう気に入られていて、歓迎されているのが手に取るようにわかった。

その地方の特性なのか、披露宴が行われた旅館に、披露宴出席者が宿泊することができた。
大部屋で、学生時代の先輩方や同級生と、久しぶりに学生の合宿のようなノリで騒いで、とても楽しかった。

お風呂は、なんと花嫁さんと一緒にみんなで入った。本当に不思議な結婚式の夜。

そのお風呂で、花嫁さんは、
「旦那さんが亭主関白である」ことをひたすら話していた。
結婚式の夜に、である。
それがとても苦しい、という口調ではなかったと思うのだけど、わざわざどんな具合に亭主関白なのか、事細かに説明していたから、
違和感を感じていたのは確かだと思う。

私は心の中で、「何も結婚式当日に、しかもそれに出席したゲストに話さなくても」と思ったのだが、これは感性の違いでしょうか。

それからさらに数年後。
別の友達の結婚式で、久しぶりにその子に会った。
私もその子も30代になっていた。

その子には子供も生まれて、相変わらずスタイルが良くて声がかわいかった。
どうやら本採用の先生になることはなく、専業主婦になったようだった。

そこで色々と話していて、タイトルの通りのことを言われた。
「子供は30歳になるまでには産まなきゃね」
もう私たちは30を過ぎていて、私に子供はいない。
あれ?これなんて返事をすればいいのかな?
そう思ってそっと席を立った。

あとから、その時結婚式を挙げた友人が話してくれたのだが、
その人は遠方だからと、ホテルの手配をする旨をその人に伝えたところ、
「お父さんとお母さんと子供と自分が行くので、4人分の部屋を」と依頼されたそうだ。
私は結婚式をしていないから詳しくないけれど、普通、友人の結婚式ってホテルは基本1人用のものをお願いするのではないの?
そうでなければ辞退して、家族で別に宿をとるものではないの?

うーんなんだか。
価値観が合わない。
その人の常識がわからない。

それきりその人とは一切交流していない。

ここ数年で、私の周りでその人の話題が出ることは、無い。

私は私の常識とは違うその人の言葉に勝手にモヤモヤしていたんだと思う。
でも常識は人の数だけ違うんだって、最近になってやっとわかってきた。
その人は、その人の理想通りの人生を歩もうとして、まっすぐに歩んでいただけ。
私は、勝手にその人の常識と比較して、勝手に違和感を抱いただけ。
モヤモヤする必要なんてなかったのにね。

あれからもう何年も経った。
あの人は、どんな人生を送っているのだろうか。
今ではもう、遠い異次元の世界の人みたいだ。