いっぽいっぽ日記

いっぽいっぽ日記

日々シンプルに心地よく過ごすために、やってみたこと、思ったこと。

4月はリスタート。新しい出会いで満たされて

春になったら新しくスタートする。
そう決めて、まずは色々な人に会おうと決めた。

2017年から2018年にかけての冬に、自分の体と心が不調になってしまったが、気候も良くなり、問題とも距離を取っていることで少しづつ回復してきた。
色々なことがなくなったり壊れたりしたけど、「私はいつまでもここにいない、また新しく始めよう」と思った。
今までの人間関係から外に出て、色々な人に会おうと決めた。とにかく今の状況が嫌で仕方がなかったのだと思う。
「新しい関係」「違う世界」を追い求めていた。
そういうものと出会うことで、違う自分になれると思っていたのかもしれない。


会いたかった人に会う

ブロガーのにゃんすさん(id:nyansu-nyan)と、4月の初めにお会いした。
初めてブログでつながった人と会う、私にとっては最大級に緊張すること。初めてはにゃんすさんと、ずいぶん前から(勝手に)決めていた。
今年、桜が咲いたら連絡すると決めていて、3月末の福岡の桜の開花に合わせて思い切ってお誘いした。
私のこんなズタボロの時期に申し訳ないと思いつつ、会いたい思いを優先させてもらった。
当日は、ひたすら神社やお寺や花を見て歩いた。
結果めちゃくちゃ歩かせることとなってしまい、申し訳なかった。しかしにゃんすさんはびくともしていないように見えた。私は腰が痛くなって途中休ませていただいた。
私は多分とても緊張していてうまく話せなかったけど、にゃんすさんとだと不思議と、沈黙しても大丈夫かもしれないと感じて、おそらくにゃんすさんはどんな時でもにゃんすさんを貫くんだろうなって、頼もしく思った。そういう雰囲気を勝手に感じたので、私も私を装わずいれたんだと思う。
誰かと会うのにこんなにワクワクしたのは本当に久しぶりだった。
ボロボロなわたしを見てくれてありがとう。次会うときは、もっと腰を据えていろんなお話をしてみたいと思った。

行きたかった講演会に行く

twitterをフォローしているF太さん(F太 (@fta7) | Twitter)。
かわいい猫のアイコンで、日々刺激になる、考えさせられる、そして「わたしも頑張ろう」とポジティブになれるつぶやきが好きだ。
タイミングよく、福岡で講演が予定されてるという情報を知った。
しかも、今回は、発達障害をエクセルで克服されているという小鳥遊さんとのセミナーだ。
私自身は発達障害ではないが、不注意型に近い傾向にずっと悩んでいたため、これは、私のための企画かもしれない(そんなことない)と思って参加を決めた。
普段都内でのイベントが多く、地方民にとってはなかなかチャンスがないので、こうして地方でも開催していただけるのはとてもありがたい。
当日は、予想よりだいぶ多くの参加者がいて、びっくりした。
こんなにお悩み仲間(?)が!!
内容もとてもわかりやすく、小鳥遊さんは気さくで、F太さんは想像以上にお若くて、お話もわかりやすく、感動した。
私もお二人のように、とまではいかないまでも、きちんとわかりやすく伝える技術が欲しいと思った。
書籍を購入し、サインを…と機会を伺ったが、休憩時間は常に行列ができていたので、購入のみで、お話するのは遠慮した。
F太さんと話している方々をぼおっと眺めていたが、皆さんとても嬉しそうで、ああ素敵なお仕事だなとほわんとした。

偶然の出会い・時間の共有を楽しむ

弊社でも新卒採用が始まり、偶然、そのお手伝いをすることになった。
最初は、新卒の方の受付と、面接開始までの待ち時間での話し相手を務めるとのことだった。
それが、気づけば内定者フォローや入社にあたっての面談まですることになっていた。
普段接することの無い新卒者の方、それにかかわる役職の方と意見を交換する機会ができた。

以前の私であれば、この手の人と関わるお仕事は冗談抜きで「死んでも嫌」な部類に入っていた。
自分がどう思われるか、変な行いをしてしまわないか心配で心配で尋常じゃないくらい緊張していたからだ。
でも、今の私は、もう「自分がどう思われるか」なんて、言い方は悪いがどうでもいいと思うようになっていた。
それより、いつもと違う状況をいかに楽しむか、立場の違うもの同士をいかに馴染ませるか、その場が終わった後の手応えを感じる結果を残すことができるのか、という、完全に「お仕事モード」優勢で、そんな機会が与えられたことに感謝すらした。

「新しい出会い」なんて、私一人の力ではそんなに得られるものではないのだから、仕事を通じてそんな機会が得られたことを喜べるようになっていた。
学生さんとの会話は新鮮で、彼らの意見にハッとすることもあって、とても刺激になった。
また、初めてこのような場に出て、それを初めて目にしたであろう、上司の方々からの評価は意外に好意的だった。最近は仕事でマンネリしていたので、久々に自分への評価を聞く機会に恵まれ、モチベーションもアップした。

さまざまな「出会い」を通して受けた刺激をどうするか


様々な「出会い」を経験して、私にとってとても大きな学びがあった。
・偶然も必然の出会いも楽しむことができた
・「会いたい」という気持ちに従うと満足度が高い
・会いたい人との時間で、ホッとしたり、頑張ろうと思える
・人生に取捨選択は必要だけど、出会いは偶然も受け入れると刺激がありいい影響が出る
・自分で行くことを決めたセミナーは元気が出る
・ビジネスにおいては、対話スキルの鍛錬になる
・複数人でのトークで、自分の得意とするポジションに気づく

いつもなら「あっという間」の1か月。でも出会いの多いこの4月は、1か月が長かった。 変わり映えのしない毎日だとあっという間に感じるが、新しい人との出会いはすごく刺激になったのだと思う。
新しい出逢いは、手っ取り早い刺激だ。
セミナーにはまってしまう気持ちがわかる、そういう人たちは、いつもと違う相手に会いに行くことで得られる「刺激」の虜になってしまうのではないかと思う。

ただ、そうやっていろんな人との出会いを通して受けた刺激は、私に何か劇的な変化をもたらしたかといえば、そうではない。
刺激は刺激だ。
その反応を受けて、その次にどんなアクションを起こすのか。その刺激を受けて、その次に自分の中で「なにかが起こる」のを待つのではなく「なにかを起こす」。
出逢いは「なにかを起こす」きっかけにはなるけれども、何かが勝手に変わることはない。
わかっちゃいるけど、実際に出会いを色々経験して見て、「ほんとにそうだなあ」と思う。
出逢いはとても貴重なものだけどそれ受けて自分がどうするかってのが、自分にとって本番。

冒頭で、「そういうものと出会うことで、違う自分になれると思っていた」なんて書いていたけど、出会ったからって、違う自分にはなれない。もちろん。

様々な、私と出会ってくれた方々に感謝し、次は私の動く番。
いただいた刺激を栄養にして、エネルギーを循環させる。
私の中に。
私と関わる人に。


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