いっぽいっぽ日記

いっぽいっぽ日記

日々シンプルに心地よく過ごすために、やってみたこと、思ったこと。

泊まり込み介護中です。うまく気分転換できない。

ずいぶんネットから離れていたような気もするが、まだ二泊三日目。
現在、二人暮らしの義理の両親宅に私たち夫婦で泊まり込んで、お母さんの介護をしています。

今日は本当にまとまりのない日記です。
弱音も吐くし、トイレの話なんかも出てきますので、苦手な方は読まないでくださいね。

普段お母さんの面倒を見ているお父さんが、入院しました。
お母さんは認知症で、一人では生活できないので、私と旦那さんが泊まり込んで、デイケアの送り出しとか、ご飯作ったりとか、お父さんの入院手続きとかをやっています。
といっても、お父さんの入院が決まった日から、週2日だったお母さんのデイケアを5日に即増やしてもらって、だから、送り出してから帰ってくるまでの間は夫婦でフリーだったはずで、しかもまだお世話3日目なんだけど、ほんと、何もしてないのにくたくたです。

数日前、お父さんのカゼがなかなか治らないので、たぶん入院になるだろうと思っていました。
去年は9月に、同じようにカゼが治らず、肺ひどいのに「絶対入院しない」と言い張るお父さんにめちゃくちゃに頼み込んでやっと入院してもらっていましたが、今回は、病院に行って入院が決まってもそんなにごねることなく病棟へ進んだので、たぶん、すごくきつかったんだと思います。
お父さんはお母さんよりさらに高齢なのに、介護をすべて引き受けてくれています。
お母さんはお父さんの具合とかそういったものはもうずいぶん前から理解できなくなっているので、お父さんは誰にも頼りません。
「お母さんの世話があるから」と、病院もなかなか行ってくれないので、「やばそう」と思ったら必ず私たち夫婦で病院に付き添います。
目に見えて介護疲れしていたので、お父さんを休ませるために入院してもらいました。
自分の家を出発する際、当日入院と言われてもいいように、今回はあらかじめ自分たちの生活に必要な服などを3日分くらいバッグに詰めていきました。準備してきて大正解でした。

お父さんの入院はここ数年で3回目。なので前回入院セットを作って、それをそのまま実家においてあるはず…でしたが。
実際に入院セットを見てみると、入っていたのはプラコップと洗面器だけ…という、非常に残念な状況でした。
結局その他の入院に必要な色々は家中を探したり再度買いそろえたりと、結局大変でした。
「入院セットは今回退院したら実家じゃなくて自分の家に持って帰っておく」。ひとつ教訓が増えました。
お父さんの飲んでいる薬・携帯の充電器を探すのは一苦労。さらに、実家には車の駐車スペースが1台分しかないので、実家の駐車場には私たちの車をとめるために、お父さんの車を病院にもっていく作業。お父さんの車はマニュアルなので、旦那さんに運転してもらい、私が自分のうちの車を運転して追走。

その合間に、お母さんのケアマネに現状報告。
ケアマネさん、外出してたりしてなかなかつかまらないんですよね…
ケアマネさんと相談して、お母さんのデイケアを、入院中は週五日に変更。
本当は(自宅に帰って用事もしたいし外出もままならないので)土日もお願いしたかったのですが、介護の点数を超えてしまう分は10割負担となり、金額が10万近くになってしまうので断念。
更に次の日に今後の方針を相談しようとしたら、ケアマネさん休みでした。
連携、ほんと大変です。うまくいったためしがないです。
会社勤めしてると気軽に相談も行けないから、結局話し合いに同行できなかったりして、うまくいきません。

お父さんの入院手続きと並行して、デイケアに出ているお母さんの出迎えも必要です。
色々済ませて無事迎えには間に合いました。
お父さんの具合が悪くなってから、お母さんの入浴もストップしていて、ずっとお風呂に入っていませんでした。
デイケア施設では入浴もできるのですが、お母さんはかたくなに拒否するので今までお願いできていませんでした。
が、今回初めて入浴してきてくれました。スタッフさんには本当に感謝です。
ただ、毎日入浴を進めると施設自体に行きたがらなくなるので、2日に1度の入浴を目指しますとのことでした。十分です。

お母さんの夕食は、宅配のおかずが届きます。
しかし、以前からお父さんに聞いていましたが、お母さんはそれにはほとんど手を付けず、お父さんの買ってきたものか、お漬物しか食べません。
毎日、安くない金額を払って宅食をとっているので、こう食べてくれないと、つらいです。
残ったものはお父さんも食べないので、ほとんどを捨てています。(私が来てからは、私が残りを食べています)
お世辞にもおいしいとは言えないし、モノによっては薬品のような味がするので、お母さんが食べない気持ちはわかります。
でも、お父さんは料理ができないので、宅食に頼らざるを得ません。
私がもっと近くに住んでいたらいいのですが…それでも、毎食作って届けるのは、会社に勤めていたら無理かもしれません。
せめて今私がいる間だけでも宅配を中止しようと思ったら、前週の火曜日までの連絡が必要でした…

お母さんのお世話で一番困るのは、トイレの問題です。
紙パンツは履いてくれるようになりましたが、「使い捨て」というのがわかっていなくて、洗ってしまうそうです。
こちらはまだありません。毎日デイケアに通うようにしたので、家で履き替えることが無いからだと思います。
ただ、失敗してしまった紙パンツと汚れた衣類を隠してしまうのです。
これは、パターンを把握して、「隠したな」と思ったら、なるべく早く発見し、衣類は洗濯しないといけません。
ただ、お母さん、トイレの失敗だけには敏感で、ほんとに気づかれずに隠してしまうし、隠し場所を執拗にかばうので、無理やり取り出すことができないんですよね…。
お母さんがその場をはなれた時に、迅速に処理できれば、お母さんは失敗したことも隠したことも忘れるので、それで穏便に済むのですが…
デイケアから帰ってきたらそこをなかなか動かないので(笑)

あと、うまくお尻を拭くことができないので、トイレ掃除が大変です。慣れないと精神的に辛くなりますね…

それと、今が何日の何時かわからないので、夜早く床に就いたと思ったら、夜中に起きて雨戸をあけたり外着に着替えたりしていて、それで深夜徘徊に行くんじゃないかと心配で、私たちもあまりうまく眠ることができません。
お母さんは1階、私たちは2回に寝ていますが、客用の布団も使えそうなものが1組だけしかなくて、しかも物置のようになっている部屋なのでせまく、これは本当にきついです…
自分の実家ではなく、義理の実家なので、どこまで整理していいか難しいですよね。

私から見れば、この1年でも症状が進んでいますが、これでも介護認定は昨年と変わらず介護1なんですよ。
徘徊もして、警察のお世話にもなっているのに…一人で家事もお風呂もトイレもできないのに介護1…
(介護認定は要支援1-2、要介護1-5の7段階あり、要介護5が一番重いです。ちなみに特別養護老人ホームに入れるのは通常要介護3から。)
本当はデイケア通所も相当嫌みたいで、少し前ならこの状況でも「一人で大丈夫」と言って絶対に所定の曜日以外はデイケアに行ってくれなかったと思います。
今は、曜日感覚は無いのですが、それでも自分がデイケアに行く曜日はきっちり覚えているので、お母さんが唯一曜日を確認する手段、新聞は、所定の通所日である「月曜日」の新聞のみ置いたままにしています(;'∀')
何10回も新聞の曜日を確認しているので、曜日の確認作業が終わればお迎えが来たら通所してくれます…(本当の新聞は朝イチで隠しておきます)
最初は、めっちゃ怒って帰ってくるかな~と心配でしたが、特に変わりなく帰ってきて、帰ってきたら行ったことは忘れているので、ひとまず通所は何とかなりそうです。

というわけで本日、連休+有給を経て5日ぶりに出勤しました。
実家からの通勤で、めっちゃ人多かった&遠かった…行くだけで疲れた…

でも。

行くまではつらくてきつかったけど、会社行ってしまえば、数時間前までの実家での暮らしが嘘のような、「普通の会社員」としての日常で。
それがどれだけありがたいかわかります。
病院から呼ばれる心配のない日常。
警察から電話がかかってくる心配のない日常。
勝手に出ていく心配のない日常。
ご飯の心配をしなくていい日常。
何時間も独り言を聞き続ける必要のない日常。
トイレが汚れない日常。
服や靴下がなくなったり、ティッシュやオムツがタンスにしまわれない日常(笑)。

それも、私の勤めている会社が、休みに関しては超ホワイト企業だからできていること。
ありがたい。
それでも、仕事がたまったり、休むのを申し訳なく思ったり。
家に帰っても気が抜けないし…
世間で介護離職がなくならないのもうなずける。
これ、働きながらは、ムリです。

毎日デイケアに頼っている私でさえ、3日目で顎に大量のニキビができてしまいました。
お父さん・お母さんの世話はもちろんしないといけないんだけど。
じゃあ、私たちが会社に居られなくなったとき、病気になったとき。
一体誰が私たちを助けてくれるんでしょうね。
(ちなみに旦那さんも介護がある前提で入社しているので今週まるまる休むことができました。よかったけど本人が、もうかなりまいっています(;'∀'))

まあそういっても始まらないし、できることからゆっくり整理したいです。
今まで話しづらくてなかなか聞けなかったことも、きちんと聞いて、利用できる制度はこちらでも把握しておきたい。
・お母さんの年収
・貯蓄額
世帯年収
・限度額認定などの手続き
・お母さんの今後の介護方針と、ショートステイ先の契約
・宅食の見直し

それと、以下のことも、次回があったらもっと迅速に対応。
・入院セット(自分の家においておき、入院の気配があったら必ず持参する)
・ケアマネにすぐ連絡
ショートステイできる期間と金額、利用できる減額制度の確認
・実家に泊まり込みできるための寝具・場所の確保

頭の中はず~~~~っと介護のことでいっぱいで。
すごく忙しいわけじゃないんだけど、気を抜けないってきついなあと思います。
気分転換がうまくできません。
うちはまだ、旦那さんも積極的に動いてくれるし、いい方なのかな。
お父さんが退院するまで、という期限があるからまだなんとかやれるものの、それもなかったら…と思うと。
正直怖いです。




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