いっぽいっぽ日記

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日々シンプルに心地よく過ごすために、やってみたこと、思ったこと。

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【内緒話】知らないことはいいことだ

内緒話が苦手です

どうやら人より「ヒソヒソ声が聞き取りにくいようだ」と気づいたのは、中学生になってからでした。

この年頃になると、女子は誰かしらとグループを作成して、そのグループの連帯感を高めるため(なのかどうなのか知らんけど)、やたらと内緒話をしたがりました。
顔を近づけて、ひそひそひそっと誰かの噂や好きな人のことなんかを早口で伝え合うのです。
で、例えば3人組だとしたら、他の2人がコソコソ話をしていると、自分も気になって気になってしょうがない。私にもそんな時期がありました。
そういう年齢になって、私も内緒話の輪に入ることがあったのですが、なぜか、内緒話特有のヒソヒソ声が、何を言っているのか全く聞こえないのです。
最初は、え?とかもう1回言って、とか聞き返していたのですが、そもそも内緒話なので、話をしてきた本人は何度も言いたくない内容だし、え?とか何?とか、ざわざわやっていると、「あそこ何か喋ってるな」というのが周りにバレてしまうので、だんだん鬱陶しがられてくるのです。
そうすると、私は全く聞き取れていないにもかかわらず、へ~とか、そうなんだ、とか、ふふふ…とか曖昧なリアクションを取るようになって、そう、そのうち内緒話の輪から外れてしまいました

「知らない」ことが怖かった

思春期の頃は、それで悩みました。

不安

内緒話の内容を、「私だけ知らない」ことがとても不安だったからです。
当時、私の見ていた子供の世界では「誰が誰をどう思っている」という情報を常に把握し駆使する者がスクールカースト上位でした。
表面上仲良くしている人たちも、実はそうでもないみたい、という複雑な人間関係。その「実は…」の部分をなるべく知る人が、生き生きとしているように見えていました。その人と内緒話をすることがとても楽しそうに見えていました。
ただ、参加してみると上記のような「誰が誰をどう」の話ばかり。単純な私はあまりに複雑な関係を把握するのは苦手でした。
また、それは私も裏で何を言われているのかわからないということ。そのことはとても不安に感じていました。

内緒話にうまく対応できないと気づいてから、「内緒話の空気を読むことができないのではないか」という不安もでてきました。
内緒話の内容を「知らない」という異分子の自分がいることでその場の空気が変になる感じがありました。
内緒話に参加できないことは私にとってとても困ることだったのです。

疎外感

そのグループでの内緒話の内容を「知らない」という異分子になる感覚は、体験した人でないとわからないと思いますが(あるいはみんな一度は感じたことがあるかもしれませんが)、気持ちのいいものではありません。
しらじらしい空気というか、薄い膜がある感じというか…
今考えると、それは完全に「周りに作られた空気」「内緒話が醸し出している雰囲気」なんだけど、当時は「知らない自分が作り出した空気=嫌な空気にしてごめんなさい」って思っていました。
ある仲良しグループが主語を隠しながら教室で話している時、私がその教室に入ることで場の空気が変わることが怖かったので、用事もないのに空き教室へそのまま行ってしまうこともありました。

臆病

当時は考えすぎだったのかもしれないですが、知らないことで疎外感を感じてしまうようになり、だんだんと自分を出すことが怖くなっていきました。
誰かと交流しても、話すだけで緊張してしまって失敗したと感じることが多くなり、余計に交流することが怖くなり、どんどん臆病になっていきました。
ここだけの話、私は中学時代の修学旅行の記憶が全くありません。どこに行ったのかすら覚えていないくらい。
きっと、とてつもなくつらい思い出なので記憶から消してしまったのでしょう(笑)

あえて「知ろうとしない」こと

でも、最近はあえて知らないままを選ぶことが多くなったな~と思いました。

「内緒話」にロクな話は無い

内緒話の内容は、誰かについての情報、本人から隔離された一人歩きの情報である場合がほとんどです。
しかもネガティブだったりゴシップ的な内容だったり(テレビのワイドショー的な?)。
どんな内容でも、内緒話はかならず「誰かの目線を通した情報」になっています。
または、本人から得られた情報はほんのわずかで、あとは話している人たちの「自分はこう思う」という内容。
「話の本当の核」があるとすると、それを何重にもコーティングしたり、核は早々に抜け落ちて、コーティングにさらにコーティングをするような…まあそういう会話が楽しいときもあるんですが、それは内緒話として語られる内容ではないときですね。ドラマや映画の話だったり、「アメトーク」的な内容の時。

「知らない」ことは恥ずかしいことではない

自分で直接触れた、体験したことを最優先に信じたいと思っています。
「知識」と「情報」と「体験」は違うもので、優先順位は体験>知識>情報 がいいんじゃないかと。
知識と情報の線引きは難しいけれど、少なくとも内緒話として語られる情報は、私には必要ないかな。

上記で「内緒話に参加していない疎外感」という内容を書きました。それが完全に消えたわけではないけれど、わたしは苦手なんだからしょうがないな~と開き直っています。知らないもんはしょうがないじゃないか。どうしても気になるなら直接本人に聞けばいい。(実際に本人に確認したくなるような内容のことは一度もない)
それに、誰かの情報を本人ではない人から聞いてしまうと、どうしてもその情報をもとに「色眼鏡」で見てしまいそうになるのです(人に影響されやすい)。それはもったいないと感じる。ネガティブな情報が多いから、それに引っ張られると本人とまっすぐな関係になるのが難しくなる。ほんとはそんな情報に左右されないような人になりたいんですけどね。
だから、今は「あえて」内緒話をシャットアウトしています。
たとえ誰かの噂を耳に挟んでしまったとしても、努めてその情報が入る前と後でその人に対しての目線を変えないようにしています。
私の場合は、情報を知らないことで、人づきあいがしやすくなったと感じています。その場で本人と話した体験のみ真実だと決めることで、その人がほんとは何を考えているか、私には関係ないと切り離すことができるようになりました。たとえ私に見せてくれた表情が嘘でも、私はその人と話して楽しい体験ができれば満足です。

そうやっていくと、今までなんとなく苦手だった人が逆に興味深く思えてきました。
また、「そういう話が好きそうだから」と、実は無理して会話していた人とはあまり話す機会がなくなり、ちょっと無理していたことに気付けたりしました。

知らないことって、恥ずかしいことではないのだなと思いました。むしろ健全な人づきあいをするうえでは、知らないことを恥ずかしがらない方がうまくいくのではないかと。
逃げるは恥だが役に立つ」じゃないけど、「内緒話、知らぬを恥じねば役に立つ」!!(うまいこといえなかった)

人付き合いに内緒話なんて必要ない

内緒話にあんなにも過敏になった思春期の私を「考えすぎだよ~」と背中をさすってあげたい気持ちこそあれ、「そんなに悩むなんてばかばかしい、無駄だ」という気持ちはありません。
当時は大人になった世界なんて知らなかったし、学校という狭い世界がすべてだったこと(ど田舎だったので)、そこで「他人の情報」に左右される(実際には情報に左右されることを自分で選んでしまった)体験をしたからこそ、今の私の「いい塩梅の人付き合い」への考え方が作られていくことになったと思います。
また、大人になっても「内緒話」の類が好きな人もいるけど、それがいいとか悪いとかは私が決めることではないと思います。
実際、主婦のくつろぎタイムである平日13時~16時あたりに「誰がどうしたらしい」みたいな内容のワイドショーが定番枠としてあることからも、やはりその手の内容を必要としている人が一定数以上いるのでしょう。
ただ私にはそれがある方がストレスを感じるということ。
また、そういった話に興味が無くても日々の生活には困らないということがわかってきました。
そして、たとえ誰かが私のことを内緒話していても、想像したら嫌だなと感じるけど、私の耳に入らなければ好きにしてという感じです。
どうぞその先入観を持って私と接してください、と思います。あなたが中でどう思っていようと私は知る由がないし私には関係のないこと。

そうやってできてくる人間関係は、同じように「内緒話」に興味のない人が多くなってきました。
もう無理して内緒話に参加する必要がなくなって、人間関係のストレスはほとんどなくなっています。
苦手だ…と思っていた人にすごく興味がわいてきたり、「人間が嫌い」と言っている人が、実は場の空気が悪くならないように(無意識に?)会話してくれているのを感じ取ったり、自分の好き嫌いはおいておいて、平等に会話してることが見えてきたり、すごく話が合う人なんだけどちょっと外にばかり期待しすぎている?と感じてきたり、面倒見がよくって明るい人だけど色眼鏡気味なのかな~と感じたりして、人間って多面的でおもしろいと思うようになりました。

内緒話を知らないことはいいことです。
これからも積極的に「知らない」努力を続けようと思います(^^)/

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