いっぽいっぽ日記

いっぽいっぽ日記

日々シンプルに心地よく過ごすために、やってみたこと、思ったこと。

他人がいるから悩ましいけど、他人がいるから人生は面白い

こんにちは、やまたろうです。

先日、料理が苦手で時間がかかって悲しいという記事を書きました。

yamayamaring.hatenablog.jp

その夜、その記事とは別のことでだんなさんとなんとなくぎくしゃくしてしまったのですが、次の日には「やっぱ結婚しててよかったな」って思ったので、そのことを書きます。

些細なことで空気が悪くなる

きっかけはささいなことでした。
私のスリッパの脱ぐ位置が、導線の邪魔になるというもの。
旦那さんは、なぜ私が邪魔になるその位置にいつもスリッパを脱ぐのかわからない。
私は、前に旦那さんにスリッパの脱ぎ方を注意されたので、そうじゃない脱ぎ方をしていたら、その位置に落ち着いた感じで、自分の使うスリッパなので導線の邪魔になることに気が付いていなかった。
そんなちょっとしたことで、なんだか雰囲気が悪くなってしまって。
その後、旦那さんが「共働きの世帯って家事どうしてるんやろ。俺、働きだしたらどうなるんやろ…」とつぶやいてました。
私はつらくて聞こえないふりをしていました。

次の日

次の日の朝、暗い気持ち・嫌な言い方をされた(と私が感じた)いらだちを抱えながらも努力して普通をふるまい、出勤。
退勤後は旦那さんが車で会社に迎えに来てくれました。
帰りながら、旦那さんが話してくれました。

・昨夜は自分がいらいらして、私にあたってしまってごめん
・自分の勉強が予定通りに進まないかもしれないあせり・不安があった
・洗い物をしている時に、そういえば過去自分が大変だった時も家事に追われていたことを思い出した(国家資格勉強時)
・いつでも時間がない、家事に追われて自分のことができないと感じていた
・ふだんなら気にならない私の些細な習慣(スリッパを脱ぐ位置)がすごく気になって、ついイライラしてしまった
・自分の心の調子が良くないときに、普段気にならないことを気にしてしまうようだ
・よく考えれば、自分は短時間のパートで、早く帰っていたし、普通に働いている人からしたら圧倒的に時間があった
・それなのに「時間がない」とイライラしてしまうのは甘えだった
・大切な奥さんなので大事にしないといけないと思った

ちょうど、私も料理のことで気持ちが落ち込んでいた時でした。
お互いの調子の悪いときにちょっとしたことが重なって、重い空気になってしまったんだと思いました。
私のスリッパの脱ぐ位置は確かによく考えれば邪魔な位置でしたし、旦那さんも頭ごなしに怒ってきたわけじゃありません。
なのにこんなに反省?させてしまって申し訳なくなりました…
と同時に、こんなに私とのことを考えてくれることに本当に感謝しました。

家族という他人と暮らすこと

先日、「結婚は現代において女性には何もメリットがない」といった記事が話題になっていました。
その記事を読んでいると、確かにその人はそう感じるかもしれないと思いました。
その記事は「婚活」から始まる結婚生活についてだったのですが、婚活って、まず、自分の手に入れたい条件があって、その条件を満たす相手を見つける行為なので、つまり「自分のための結婚」が終着地点なわけで。
その「自分のための結婚」をエンド(目標)とした場合、たしかに結婚は、男女どちらにとっても「得にならない」と思います。
家族、ましてや夫婦なんて、言ってしまえば他人です。
他人と共同生活をするので、自分が100%満足することはないと思います。
自分の満足100%を目指すなら、自分にとって得な人生を歩むなら、絶対独身を選んだ方がいいと思います。
そういう意味では結婚にメリットなんてありません。

じゃあなんで結婚してるのかっていうと、これはもうきれいごとと言われようが偽善者と言われようが共依存と言われようが、「その人と人生を共にしたいと感じるから」の一言だと思うのです。

何かの本で読んだのですが、「一人で生きているのは、死んでいるのと同じこと」という言葉があります。
一人だけで生きていると、対人関係の悩みから解放されますが、生きている実感もわかないと思います。
私は昔は「自分は結婚しないだろう」と思っていたし、自分の好きなことを好きなだけやれば人生楽しいと思っていました。
でも、旦那さんと一緒に過ごし始めて、誰かに喜んでもらうことや、誰かを大切に思うこと・思われることって、とても幸せなことだと思うようになりました。
もちろん、自分を犠牲にして誰かのために生きるのはいいとは思いません。
まず自分の心地よい暮らしがあって、そのうえで誰かと喜びや悲しみを味わいながら暮らしていくのがとても幸せだと思うのです。
だから、結婚をしないことで自分が心地よく暮らせるならば、結婚は要らないと思います。
結婚とは違う形で、誰かと笑ったり泣いたりできることがあれば、結婚していなくても十分に幸せだと思います。
ただ、自分の損得勘定を超えたところに存在意義を感じる相手が現れて、相手も同じように思っている時だけ結婚すればいい。
相手の人生と自分の人生を1つの道だと考えることができたとき、結婚て、他人と暮らすことってとても「面白い」ものになると思います。

ここに書いたことは今私が思っていることであって、かなり偏っていると思います。
実際、うちの事情を多少は知っている会社の方(男性)が、その方の奥さんに私たち夫婦の現状を話したことがあるらしいのですが、奥さんは「私は無理」と言っていたらしいです。
私みたいな夫婦観ではないけれど、とっても仲の良い夫婦もたくさんいます。

なんだかどんどん話が脱線しちゃったけど、色々あるけど色々あるから夫婦は面白いんだなと思ったという話です。
旦那さんには申し訳ありませんが、まだしばらくは、私と一緒に人生歩んでもらいたいと思います。

料理についても、いろいろとコメントやアドバイスをいただき、とてもうれしかったです。
こういうのこそブログをやっている醍醐味だと思います。
少しづつでも、日常の中でご機嫌でいる時間を増やして行きたいと思いました。
また、私だけではなく旦那さんも快適だと感じられるよう、家事や生活についても、見直していきたいと思います。
yamayamaring.hatenablog.jp

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