いっぽいっぽ日記

いっぽいっぽ日記

日々シンプルに心地よく過ごすために、やってみたこと、思ったこと。

【新習慣】ついでにちょこちょこ、だいたいきれい

こんにちは、やまたろうです。

先日とある本を読んで、「すべてを一度に完璧にしなくてもいいんだ」というのを改めて感じて、それができなくても大丈夫だよ、とその本に言ってもらえた気がして、気持ちが楽になっています。

ここまで書いておいてアレですが、その本のことは改めてまとめて、いつか記録したいと思います。

さて、そんな読書に背中を押されつつ、最近、私としてはびっくりな新習慣が身につきました。

それは、
①毎朝台所(と続きの廊下)のフローリングをフロアワイパーで掃除する
②毎週水曜日(か、その前後日)に、お風呂の排水溝を分解して掃除する
です!!

私にとって、掃除と片付、整理整頓は家事で一番苦手なこと。
フローリングの床掃除は、やってもやってもすぐにほこりが落ちているし、一度やらないとどんどん汚れていくので、本当に嫌いでした。
そして、築47年の団地のお風呂の排水溝…それはそれはすさまじいものでして、開けるのはもちろん触るのもイヤな場所でした。
排水溝は、見かねた旦那ばっかり掃除して、よくキレられていました…

それなのに、どうでしょう。6月は毎日、朝起きてすぐに台所の床掃除をしています。
(ちなみに、我が家はフローリングは玄関前の廊下と台所だけで、あとは畳です。)
更にどうしたことでしょう、触れるのもイヤだったお風呂の排水溝を、5月半ばからほぼ毎週分解して古歯ブラシでこすっているのです。

今日は、なぜこの習慣がついたのか、振り返って今後のやる気の足しにでもしようと思います!


小さな習慣化で成功体験を積み重ねた

今年に入って、大きな目標を立てず、その時その時「本当にやりたいな」と思った小さな習慣化にチャレンジしました。

結果、いつも3日坊主だった私はいくつかの習慣化に成功しました。

小さなことを少しづつ習慣化してきたことで、「コツコツ続けるなんて私には無理なんだ」という思い込みが変わってきました。
同じように、苦手な分野でも、本当にやりたいことならば、少しは習慣化できるのではないかと思えてきました。

このように、一番苦手だけどすごく気になっているもの=ハードルの高い習慣化をやる前に、比較的とっかかりやすく小さな習慣化に取り組むことで、「自分にもできるかもしれない」と信じることができたのが、とてもよかったのだと思います。

一番最適な「ついで」の時を選んだ

わたしは、何か物事を始めるときにとてつもない意思のエネルギーを使うので、なにか別のことをする「ついで」にできてしまうようにすることが重要でした。
ことに今回は、わたしの一番苦手な掃除の分野。
「何のついでにやるか」が、今後習慣化できるかどうかのカギだったのだと思います。
今回、「ついでトリガー」に選んだのは以下の通りです。

①フローリングワイパー→朝一番、起床時に台所に踏み入れるその場所に、フローリングシートを設置済みのワイパーを立てかけておく。「起きる→移動」という毎日意志の力なく(寝ぼけながら)行っている行動のついでにする。また、朝一番は夜の間に空気中のホコリが床に落ちているという情報があり、よりお得感を感じる
②お風呂の排水溝掃除→週一掃除を意識に深く刻むため「水→水曜日」に行うと決める。お風呂は毎日入るのでその入浴のついでにやる。汚れを直視しながらやるのが嫌なので、排水溝やパーツにシャワーを浴びせつつやる

結果これらのついでが成功したようです。
特に①では「朝の寝ぼけたとき」、②では「シャワーを流しながら」が一番のヒットポイントでした。やり始めるハードルがぐっと下がったと思います。

「絶対やろう」と思わなかった

ひらきなおりです。
わたしは掃除がとても苦手。だからできないときだってきっとある。
やりたくないときもきっとある。
1日くらいサボったっていいさ。
何なら3日サボっていいさ。
大事なのは、とぎれとぎれでも続けること。
それでよくない?だって習慣化する前は全然やってなかったんだから!
…こんな感じで意識低く取り組みました。
そうすると心が軽くなり、1日できなくても「あー今日できなかった!やらなかった!バカバカ!」と自分を責めることがなくなりました。
「明日やればいいや」と素直に思えて後ろめたく感じませんでした。

「完璧にやろう」と思わなかった

これもひらきなおりです。
わたしは掃除がとても苦手(2回目)。だから手を付けたことに意義がある。
やり始めた自分偉い、続けている自分偉い。

だから、少しくらい、ほこりが残ってたっていいじゃないか。
床に黒い点々が、こびりついてないだけいいじゃないか。
煮干しが落ちていない、素晴らしいじゃないか。

週一も排水溝掃除してる自分偉い。
実はもう今日は金曜日で、水曜日じゃないけど、挽回しているからいいじゃないか。
こすってもこすっても、この重石(?)からは無限に黒い液が流れ続けるけれど、初回に比べれば澄み切っているじゃないか。
排水パイプは錆びだらけで、キレイになっているかどうかも正直分からないけど、髪の毛が絡まってないだけいいじゃないか。
虫が湧いていない。素敵じゃないか。

たった1回の「100%のキレイ」になってしまうより、多少汚れが残っても、「80%のキレイ」を保つ。
完璧な綺麗さより、そこそこの綺麗さをできるだけいつも保つ。
成果ではなく過程を!私は評価する!(掃除でそれっていいのか???という脳内ツッコミは無視)

いいか悪いかは別にして、わたしに合った考え方を信じ込み、完璧さ、目に見える成果を求めなかったので、気を楽に続けることができていると思います。

こまめにやると楽だと気づいた

ある程度続くと、当然ですが、汚れがひどくなる前に次の掃除がやってくる。
そうすると、初回よりも2回目、2回目よりも3回目…どんどん掃除が楽になる。
前回よりも少ない労力で、きれいになる。
身をもって、「こまめにやる方が楽」「すぐやる方が楽」だと実感しました。
やり続けると楽だということが分かったので、少々「やりたくないなあ」という気持ちが芽生えても、無視してできることが多くなりました。やった後「次も楽でいいなあ」と気分が軽くなりました。

まとめると…やっぱり私は無理せずちょっとずつが一番いいみたい

とにかく、やりたくないことをやるのは本当に骨が折れます。
冷静に考えたら、たかが台所の床掃除と風呂の排水溝にどれだけ気負って挑んでるんだ自分、と思わなくもない。
それでも、わたしは、他人から見たら何も変化のないことでも、無理せず自分が納得できて、決して無理しないペースで、少しづつ、最初から100点を目指さないことが成功する秘訣なのだと感じました。
「前よりはマシ」それを、ゆっくり積み重ねて、いつかは家中がきれいと言えるようになりたいです(そのころおばあちゃんになっていても、いいや)

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 心地よい暮らしへ
にほんブログ村