いっぽいっぽ日記

いっぽいっぽ日記

日々シンプルに心地よく過ごすために、やってみたこと、思ったこと。

ミルク色のお風呂にて

乳白色の水面が珍しくて凝視しています。

無印でミルクの香りの入浴剤を購入しました。

それまでは透き通った色のバブのお風呂ばっかりだったのですが、
白いお風呂にして初めて気が付いたことがあります。

それは、
じっとしてると水面に映るものがはっきりしてくるということ。
じっとしていると見えてくる
騒ぐと見えなくなる

これが、「落ち着くと物事がよく見える」ということなのかと、
ちょっとはっとさせられて、それ以来、
この白いお風呂に入るときは、なるべくバスタブの中でじっとして
ざわざわとした水面が少しづつ静かになって、移る景色がはっきりしてくるのを観察しています。
映っているものといえば、古い団地のお風呂の天井とか、電球とか、むき出しの配管という、特に癒されるものでもないんですが。

白い不透明さで自分の体は見えないので、
「おなかのラインが…」とか「太もものたくましさよ…」とか、
そんな余計な(?)情報に気を取られず。

自分の体の上を不透明な白で隠して、その濁りを見つめて気づくこともあるのだなと
自分の不透明で曇った部分を凝視することで見えることもあるかなと、冬に似合う乳白色を見つめてぼーっとしています。