いっぽいっぽ日記

いっぽいっぽ日記

日々シンプルに心地よく過ごすために、やってみたこと、思ったこと。

会社って趣深い

この会社に入社して以来、一番「価値観が合わない」と思っている上司から今までにない高評価が出たり、なんかよく話しかけられたり(出張よろしくね、とか)。

同期曰く「全然たよりにならな」くて、確かに話がいつまでも着地せず「だから結論は?」と言いたくなってしまうような、他チームの上司が、誰も見向きもしない作業(衛生委員とかそういう類の)をやっているとき必ず1人だけ来てくれることとか。

ちょっとだけ生意気だなと思っていた人が、任された(めんどくさい)仕事をがっちりきっちり主導してくれたり。

管理職も板について、頭の回転がすごく早くて話しやすい人だけど、ふとした打ち合わせで、人をラベル管理してるみたいに感じたり。

色々な考えがあったり、顔があったり、見え方があったりして、ただの偶然で多大な時間を同じ場所で過ごしてる人がいる「会社」っていう場所を、とてもおもむきぶかいと思いました。
ときどき、自分に関するびっくりな情報を聞くことがあるけど、それも含めてなんだかおもしろいな~と感じています。

多分、私がいま誰とも距離が近くないから、色々な接触を興味深く観察できる。
いつもの誰かとばかりつるんでいたら、起こらない接触とか、起こらない気付きとか、確実にあります。
でも、いつでもあの人と固まっている、っていう女子特有の連帯感みたいなの、全然うらやましくないといったらそれは嘘になります。
人に色々な面を見るように、私だって白か黒かではないです。
そういう暗黙の連帯感を、うらやましいなあ、寂しいなあと思ったり、でも、どこにも属さない気楽さ身軽さを楽しく便利に思ったり。

とまあ、こんなことを悠長に考えられるのも、今仕事が忙しくないからなんですよね。
ただの日記でした。


にほんブログ村 ライフスタイルブログ 心地よい暮らしへ
にほんブログ村

【北九州】TOTOミュージアムで特別展示「トラフ展 インサイド・アウト」を観てきました

2018年8月にめでたく3周年を迎えたTOTOミュージアムに初めて行ってきました。
来場者は3年で延べ24万人だそうです。

TOTOミュージアム | TOTO

設計は梓設計。
施工は鹿島建設です。

外観と館内

建物の外観は曲線が多用してあり、真っ白で、TOTOのトイレのイメージそのまんまです。
訪れた日は秋晴れで、青い空をバックに白い建物が気持ちよく調和しています。
雲や宇宙船のようにも見えます。とてもかわいらしいです。

今回は、特別展示室での「トラフ展 インサイド・アウト」を目当てに行きましたが、特別展がなくても、建物と、常設の展示だけでも十分に楽しめる施設です。
特に、トイレや水回りなどに興味のある人は回るのに時間がかかるかもしれませんね。

私は今回特別展をじっくりと見て、常設の方は軽く回る程度でした。
1階はショールームですが、ここまでは回り切れませんでした。

予約すればガイド付き見学もできるようです。
また、私の行った日は数件の団体予約も入っていたようです(1回エントランスに予約団体の一覧が表示されています)。
団体様は最後に記念撮影パネルなんかも登場して、楽しそうでしたよ。設計事務所からの見学が多かったです。

窓の水滴模様もかわいい。

特別展示「トラフ展 インサイド・アウト」

この特別展は2018年8月21日(火)~12月23日(日)まで開催されます。
TOTOギャラリー・間」の巡回展です。

トラフ建築設計事務所は、ホテル客室をリノベーションしたプロジェクト「テンプレート イン クラスカ」(2004年)で斬新なアイデアが高い評価を得ました。その後も住宅設計、店舗やショールームの内装から舞台美術、家具や指輪まで、建築の枠を越え、200を超える多様なプロジェクトを手がけています。2010年に発表したトラフのオリジナル作品「空気の器」は、アーティストとのコラボレーション作品も加わり、海外でも高い人気を集めています。モノ、インテリア、建築の境界を外し、フラットな視点でその間を行き来することで、その場所や空間、素材の可能性、魅力を最大限に引き出してきたトラフのアプローチ方法は、時に人の流れや行動、街の様相までをも変える力をもちます。

インサイド・アウト」と名づけられた本展は、初期作品から近作までさまざまな作品のスタディの過程から完成までを紹介します。また試行錯誤する中で手がかりとなったもの、インスピレーションを受けた素材、創る過程をも楽しむトラフのアタマの中をのぞき、思考の過程を追体験できる内容です。

以上、TOTOギャラリー・間 展覧会について より引用

TORAFU ARCHITECTS トラフ建築設計事務所

展示室内ではトラフ建築設計事務所の制作した映像が放映されています。
カメラを載せた列車が、様々な展示物の間を縦横無尽に走り抜け、トラフ建築設計事務所の主要プロダクトを次々に紹介していきます。
この映像がとてもよくて、「ピタゴラスイッチ」が好きな人はこの映像もたぶん好きなんじゃないかな~と思いました。
ずーっと眺めていたい映像でした。
途中(たぶん)意図せず「虫」が歩いているところが映るんですが、その虫に「bug」というタグがひっついているのがかわいくてニヤニヤしちゃいました。

私が最もわくわくした場所:ライブラリースペース

館内の一角にライブラリースペースがあります。
個人的に一番お気に入りのスペースです。
近くに住んでいたら頻繁に行ってしまいそう。
本の種類は大きく分けて2種類です。
1つは建築関係。これは「TOTO出版」の書籍を主に置いてあるようです。
もう1つは「トイレ・排泄関係」(笑)。排泄をテーマにした絵本から、「こんな専門書まであるの?!」という大人向けのトイレ関係本まで、ラインナップを眺めるだけでとても楽しかったです。

土曜日に行きましたが、混んでおらず、でも常に誰かいる、という感じで、過ごしやすい空間でした。
ちなみに全て無料で見学できます。

北九州には、北九州市立美術館という素晴らしい建物もあります。
北九州市立美術館

建物好き・美術館好きさんは、どちらも行かれて損はないと思います。
空間のプロが手掛ける美術館へ足を運んで、その場の空気を存分に楽しみましょう。


にほんブログ村 ライフスタイルブログ 心地よい暮らしへ
にほんブログ村

「祝われること」への拒否反応

平々凡々、低空飛行だけど極端な落ち込みもない日々を送っています。
その中に突然起きた出来事と、激しい感情の乱れに自分でびっくりしたことがあったので記録します。

きっかけは、友人からの宅配便でした。
なんだろうと思って開けてみると、
「10周年おめでとう 大好き」
という文字とともに、友人たちからの、私たち夫婦の結婚10周年を祝う様々なプレゼントが詰め込まれていました。

ペアのグラス、お花、手作りの似顔絵入り新聞、お祝いメッセージを録音した、似顔絵入りのフォトスタンド…

頭が真っ白になった

私なんかのためにここまで。
なんて優しくて清くて聖くて暖かいひとたちなんだろう。
こんな時、皆さんはどういった反応をされますか?感動の涙、いっぱいの笑顔、驚き…
普通はそういった場面を想像します。

私が最初に感じたのは、「恐怖」でした。
最低だと思いました、でもまぎれもなく怖くなってしまったんです。

うれしい、たのしい、感動した、そういうものを一切飛び越えて、ここ数年感じたことのない「怖さ」を感じました。
同時に、自分でも想像していなかった自分の反応にひどく嫌悪感を覚えました。

「恐怖」の原因は、「祝われること」に慣れていないから?

私はなぜ、祝福されたのに「怖い」と感じてしまったのでしょうか。
家事が手につかなくなり、家の中をおろおろする私。落ち着け、落ち着け。なんで、「おめでとう!」の反応が「狼狽」になってしまうんだ…
心臓がどきどきしています。混乱する頭の中で、きちんと自分の心に向き合わなければと感じました。

何とか落ち着き、友人に電話でお礼を伝え、ご飯を作ってテレビを見てお風呂に入りながら、なぜこんな気持ちになってしまうのか考えていました。
・私のような者が、こんなに祝われていいのだろうか
・みんなにお金も時間も使わせてしまい申し訳ない
・そもそも私は祝われるような生き方をしていない
・このところ祝われるべき事柄が何も起きていない
・人付き合いに嫌気がさしていて、人間不信みたいになっている

こんなことが頭に浮かびました。
よくないとわかっていてもそう思ってしまいました。

おそらく、私は長らく「祝われる」立場になかったことで、それを受け取ることに慣れておらず、戸惑う気持ちが「怖い」になって表れたのかと思います。
私は結婚式をしていないので、いわゆる「大々的な祝福の場」に立ったことがありません。
義理の両親の介護、パートナーの病気と仕事の浮き沈み、仕事では「こなして当たり前」の毎日。
私たち世代の「慶事」といえば一般的に「出産」「昇進(仕事の成功)」などが思い浮かびますが、私はどちらも経験していないので、日常に「祝」があまりないのです。
友人と話してても、「大変ね」「頑張ってるね」はあるけど「おめでとう」はなかったな…

そもそも「祝われ慣れる」とは?

私は今回のように圧倒的な祝福とは縁遠い生活をしているけれど、それでも幸せだと思っています。
でも…今回の自分の心の動きを見て、日々の生活を心から楽しんでいるとは言えないのかなと気づきました。
自分の心を無視して、それでも「幸せだ」と思いこんでいるところがあったから、そんな自信のない自分の生活に突然「祝」が入ってきても、純粋に喜べないのではないか。
まず自分が自分のことを心の底から「幸せだ」と思っていたら、きっと祝福も素直に喜べるのではないか。
「祝われ慣れる」とはつまり、日々の自己肯定感が高く、「自分はここで生きていていいんだ、祝福されるべき命なのだ」ということを本当に感じている状態なのではないかと思います。
「私は幸せだ」と感じることはあります。それは本当です。ただ、「私は大切だ」と感じていたかと言えば、正直この出来事があるまで頭の片隅にもありませんでした。
「私は大切だ」=「私は幸せだ」となるはずなのですが、なんでなのか。
「私は幸せだ」と感じていた気持ちは何なのか。私は私にうそをついているのか。

混乱し、気分が落ち込むのでこの辺で書くのをやめますが、なんにせよ、とても考えさせられる出来事でした。


にほんブログ村 ライフスタイルブログ 心地よい暮らしへ
にほんブログ村

低糖質で簡単美味しい「豚バラ厚揚げ巻き」

最近眠くて眠くて。
季節の変わり目だからでしょうか。
それとも追い立てられる仕事がすべて終わって気が緩んでいるからでしょうか。
いやいや、単に体力が落ちて疲れやすくなっているだけにも感じます。

あっという間に朝の水道水がひやっと感じる季節になってしまいました。
この前は温泉に行ってきました。私が一番好きなのは熊本県の平山温泉という小さな温泉の里で、ここ数年はいつもここです。

こういう、思い立ってふらっと温泉に入りに行けるから、車は便利だなあと思います。
最近、旦那さんはYouTubeで「車中泊」の動画を観ることにハマっていて、お気に入りのユーチューバーさん?がいるみたいです。
私と旦那さんも、結婚前はよく突然夜中に行き先を考えず車を飛ばして遠くの道の駅とか温泉の駐車場で車中泊したものです。

でも、今持っている車を手放したら、次は車を買わないことにしています。
車のあるうちに、十分味わっておかないとですね。

先だ先だと思っていた、クレイジーケンバンドのライブももう終わってしまいました。とても楽しかったです。
最近旦那さんのうつの状態があまり良くないので、楽しい予定でちょっとでも気がまぎれたらいいなと思います。
私から、もっと楽しいことを提案できたり、笑い話をできたりすればいいんですけどね。自分の明るくない性格が少し残念になります。

前置きが長くなってしまいました。

毎日名前の無い料理を作っています。
低糖質を基本に、そのとき食べたい食材や安かった食材を組み合わせて、クックパッド等で検索して作ることが多いです。

簡単でタンパク質も摂ることができ、美味しい「豚バラ厚揚げ巻き」ができました。
レシピを検索すると、片栗粉をまぶしたり大葉を挟んだり、色々なアレンジが楽しめるようです。
私のものは、「手間をかけない」「最低限の食材」「低糖質」を最優先の、最低限のレシピです。

材料

・豚バラ
・厚揚げ
・エノキやマイタケなどのキノコ類(なくてもOK)
・砂糖
・醤油

作り方

・厚揚げを1口大(切り餅のような平たく四角い形)に切る
・豚バラを巻く
・フライパンに並べて両面をこんがり焼く
・キノコがあればそれも一緒に並べてフライパンで焼く
・砂糖と醤油(お好みで適当に)をまわしかける

マヨネーズをかけてもおいしそうです。

レシピといえば。写真はないんですが、先日この冬(秋?)初めての「おでん」をつくりました。
おでんの素がなくても単純な材料と配合で美味しいおでんが作れるんですね~
私は料理に自信がないので「ちゃんとした名前の付く料理」の味付けはついつい素に頼ってしまうのですが(カレーとかおでんとかタンドリーチキンとか)、今度からはおうちにあるシンプルな調味料でできないか、一度調べてから作るようにしようかな。

そうそうそれで、おでんにキャベツを入れてみたんですけど、とてもおいしかったです。
先ほどの話とは逆で、「おでんだからこの具はナシ」っていう決めつけをやめることができると、料理もずいぶん楽しくなりそうです。キャベツなんて、ロールキャベツの肉団子を抜いただけですから、絶対美味しいはずなのに今までやらなかったことを後悔しました。
これも余談ですけどぼーっとして「餅巾着」を買ってしまって…糖質的にはアウトだから私が一人で責任もって食べましたが、おでんのつゆにトロッと溶け出すお餅は、悪魔的においしかったです…糖質怖い。美味しすぎる。

料理は今のところあまり好きではないけど、食べたいものを作って食べるのは好きです。
ほとんどが名前の無い料理になってしまうけど、きっとどこのご家庭もそうなのだろうなと思います。
そういう名前の無い料理が知りたいです。楽においしく作って暮らしましょう。


にほんブログ村 ライフスタイルブログ 心地よい暮らしへ
にほんブログ村

【1日50gダイエット】私の「100kcalカード」を集めてみる

NHKためしてガッテン」で紹介されていた「3%ダイエット」。糖質制限者で女性である自分にどのような変化があるのか。
実践するにあたって、自分なりの「100kcalカード」を作ってみた。

前回の記事→ 【1日50gダイエット】ためしてガッテンで取り上げられた「100kcalカード」を始めてみる - いっぽいっぽ日記

100kcalカード 食事編

私は糖質制限をしているので、炭水化物(糖質)でカロリーを落とすことがほぼ不可能である。
糖質をとっていないので…
普通食ならご飯を3/1減らすのと、わりと簡単に達成できるような気がする。
私はご飯を食べないので、自分の食事の中で、体に負担なく100kcal減らせる食材を探しておくことにした。

【優先的にやめるもの】
・ピエトロドレッシング 和風しょうゆ 15g:72kcal
・ローソン ブランのドーナツ半分:132kcal ・ローソン ブランのホイップあんぱん半分:90kcal

【どうしても達成できないときにやめるもの】
鶏もも肉(焼き) 50g:120kcal
・木綿豆腐150g:108kcal
・ゆで卵1個:91kcal
プロテイン(+豆乳100ml+牛乳100ml):208kcal

会社から帰宅後、必ず夫とコーヒータイムをとるため、そのときのスイーツをほぼ毎日食べていた。
まずはこれをきっぱりやめることによって、まずは100kcal達成できそうである。
また、サラダにドレッシングをかけているのを、ポン酢に変えてみることにする。
あとは、どうしても達成できないときにやめる食材としていくつか高カロリーのものをピックアップしたが、もれなくタンパク質を含んでいるため正直抜きたくはない。栄養不足になってしまいそうである。
やはり糖質制限者にはカロリー制限は難しい、それが100kcalであっても…というのが正直な感想。
以前、糖質制限+脂質制限という無茶をやったときフラフラで体調悪くなったので、食事での抜きすぎには気を付けないといけない。

100kcalカード 運動編

・ウォーキング30分:101kcal
・階段上り下り(踏み台昇降)30分:101kcal
・ランニング(ゆっくり)18分:100kcal
・自転車14分:100kcal
・なわとび6分:50kcal
・ラジオ体操第一第二×2(計13分ほど):50kcal

私の体重ではおおよそこのくらいの運動量である。
強い決意さえ持てれば、毎日の通勤でウォーキングを取り入れることができる。
踏み台昇降は地味に時間が長い…
ランニングは、18分ならなんとか、という感じ。
達成できそうにない日は縄跳びとラジオ体操で追い込みをかけられればいいけど…(という淡い期待)

こう見ると断然食事を気を付けた方が楽だと思う。
とりあえずこのカードでしばらく試してみようと思う。

【1日50gダイエット】ためしてガッテンで取り上げられた「100kcalカード」を始めてみる

うちで観るテレビ番組のほとんどはNHKと言っていいくらい、NHKが好きである。
直近で食い入るように観たのは「NHKスペシャル 未解決事件 File.07警察庁長官狙撃事件」。イッセー尾形さんと國村隼さんの演技がすごい。これぞ本当の「事実は小説より奇なり」。

さて、そんな中、先日放送された「ためしてガッテン」の特集が気になったので視聴。
「マイナス3%の奇跡! ダイエットの超新常識」というテーマである。
www9.nhk.or.jp

中年ともなれば誰でも気になるのが「ぽっこりおなか」。見た目の問題はもちろん、高血圧や高血糖、高コレステロールなど、健康にとってもいいことはありません。
とはいえ、ダイエットするのは大変だし何よりめんどくさい!でも大丈夫。実は今、最小限の努力で効果が期待できるダイエット法があります。それは、肥満問題の学会がガイドラインでも取り上げている、名付けて「3%ダイエット」!
標準体重を目指した急激なダイエットではなく、まずは「体重の3%を減量」を目標にすることで、血液の数値を改善、メタボ脱出を実現させようというものです。
そこで番組では、「100kcalカード」を使ったダイエット法を紹介しました。これを開発・実践したある企業では「成功率7割以上」という驚きのデータも出ています。

詳しくは上記NHKのサイトを見ていただきたい。
簡単にまとめると、現在の体重から3%減を実現すると、たいがいの数値は改善しますよ、ということ。
そのために、
・「1日50gの減量」を目標とする
・ 脂肪50g=100kcalカード×3を実践する
・ やる気を持続するため体重を毎日記録する
というものだ。

この取り組みはもともと日立の社員向けとして開始された「はらすまダイエット」というクラウド型サービスのもので、現在はニッセイコムへ移管されている。
クラウド型健康支援サービス はらすまダイエット | ニッセイコム

この中のキモは「100kcalカード」と呼ばれるものである。
どの程度で「100kcal」なのか一目でわかるようになっており、「食事」と「運動」のカテゴリで複数種類が用意されている。
例えば、「食事」であれば「ドーナツ1/3」「ハンバーグ1/5」など、普段の食事からどのくらい減らせば-100kcalになるのか。
「運動」であれば「自転車20分」「階段上り10分」など、どのくらい運動を追加すれば-100kcalになるのか。
そういったものがたくさん用意されており、1日に3枚のカードを選択し実行することによって、脂肪50g(300kcal)を減らすことができる、という仕組みだ。

この取り組みがいいなと思ったところは、「目標設定のハードルの低さ」と「作業の見える化」だ。
いきなり数キロ先の「理想体重」を目指そうとしても道のりが遠く、挫折のリスクが大きい。しかし、「今の体重の-3%で数値が改善する」としたことで、目標がかなり近く感じて「やってみようかな」と思う。
また、1日カード3枚を選ぶというタスクが簡潔であり、カードという目に見える形になっていることで、「何をどれくらい行うか」が明確になり、継続しやすくなっていると思う。また、カード一覧を見るとわかるが、「食事」で100kcal減らすことと、「運動」で同じ量減らすこと、それを比べられるのが最大の利点だと感じた。「おなじカロリー減らすのに、食事はたったこれだけ我慢すればいいのに、運動だとけっこう大変だ」と一目でわかるからだ。これなら食事を減らす方が簡単だ、と実行しやすくなる。運動が嫌いな人でも続けやすい。

ということで、酷暑で引きこもりがちになり、数か月前の健康診断時から2kgほど太ってしまった私も、これならできるかもしれないと思ったので、実際にやってみることにした。

さらっと公開するが私の開始時の体重は55.5kgで、見た目はどこにでもいるようなぽっちゃりである。
私は糖質制限を数年続けていて、ピーク時から15kgほど減量したのち、ここ1年はそんなに増減なく、体系はぽっちゃりだが数値は産業医もびっくりするほどよく、健康である。だから別に痩せなくてもいいか~って甘えはある。
ただ、特におなかの肉がどうにもだらしない。ここから減ってくれたらいいな~と期待を込めて行うことにした。

そして、このダイエットをやってみよう思った別の動機がある。それは、自分の特徴に対してどの程度有効であるか知りたかったためだ。
まず、番組内で試していたのは全員男性だったため、女性ではどのような経過をたどるのか気になったこと。男性は女性より体脂肪が少なく、内臓脂肪で太ることが多い。今回のダイエットで即座に結果が出ていたのは、比較的減りやすいといわれる内臓脂肪の減少があったからではないかと思う。
私は内臓脂肪は標準で、体脂肪率が高い。だから、番組で出た結果ほどスムーズにはいかないのではないかと思っている。
次に、私は糖質制限を続けているので、そのような人が「カロリー制限型」ダイエットを併用するとどうなるのか気になったこと。本来糖質制限とカロリー制限は一緒にしない。ただこのダイエットは過剰なカロリー制限というわけではないので、運動と組み合わせれば、糖質制限をしている体でも無理なく痩せることができるのではないか、と淡い期待を持っている。体の調子が崩れたら即中止するつもりではいるが、3つのカードを全て運動にすれば支障はないのではと思う(私にとってのハードルは上がってしまうので、継続できるかは自信がないが)。

ということで私の目標は「1.66kg減」。
1日50g減とすると、「約33.3日」で達成見込みとなる。
とりあえず1か月のチャレンジだ。
良い結果が出せるよう、無理せず頑張ろうと思う。


試してガッテンのサイトでカード及び記録シートが印刷できる。
★-100kcal食事カード
★-100kcal運動カード
★体重記録シート
※上記「運動カード」は70kgの人の運動量を目安としている。

興味のある方はぜひ。
一緒に頑張りましょう。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 心地よい暮らしへ
にほんブログ村

100円で気分を上げよう。剥がせるネイルを使ってみた

ながらくネイルとかオシャレとか化粧とかに全く興味をなくしていたのだが、twitterのフォロワーさんのネイルでくすみカラーが素敵だなあと思って、数年ぶりにネイルをやってみた。
ネットでネイル情報を追っていると、どうやら「剥がせるネイル」というものが売っているとのこと。
しかも、100円均一にも置いているらしい。
私は過去にエナメルやネイルシールなどでそれなりにネイルを楽しんだ時期があるが、エナメルだと、塗るときに夫から「くさい」と騒がれるし、乾くのに時間もかかるし(大抵我慢できなくて動いてヨレる)、技術がないのですぐはげるし、除光液を使用している時も夫に「くさい」と言われるし。
やれば楽しいけど、夫が騒がしいのとめんどくさいので、結局、集めたネイルグッズに手が伸びることもなくなり、エナメルやデコパーツ一式を、当時高校生になった職場の方の娘さんに全て譲ってしまった。
ジェルネイルは硬化が早いし持ちもいいので危うく一式を揃えようと楽天を検索しまくったのだが、自分の飽き性と、その分持ち物が増えるっていうのと、買い揃えるのが結構な額になるっていうのと、オフが結構大変なのに気づいて、あきらめた。

そこに来ての、「剥がせる」という、めんどくさがりには魅力的なワードの登場である。
除光液がいらないのか…
しかも100円で手に入るかもしれない。
やりたい。

そう思うと、最近近づきもしなかった100均に「ついで」といって立ち寄ってチェックするのをやめられなくなった。
ところが、私の生活圏内の100均には、剥がせるネイルは全然置いてないのである。
天神の大きなダイソーに行った時は、売り場こそあったものの、そこに残っているのは「白」と「黒」のみ…
大学生のクソサブカルまみれだった頃なら躊躇なく買うのであろうが、流石にアラフォーの会社員である現在、この色はためらわれる。
そこまでやりたいんだったら普通に100均以外のきちんとした店で買えよ大人だろ、と思う。でも、私の飽き性を甘く見てはいけない。私は、きっと、飽きる!
あと、我が家の経済状況は今破滅的なので、私の娯楽にお金をかけたくないのである。
ていうかもうぶっちゃけ、この数ヶ月の意地である。

ところが最近、いつも行かない駅に用事があったので、たまたまそこの100均に立ち寄ったところ、今までのジプシーが夢だったかのように、そこには、剥がせるネイルがフルラインアップされていたのである。 テンションぶちあげで、でも家計のことは冷静に考えて、1色、念願の、剥がせるネイルを買ってみた。

ピールオフマニキュア表
グレー。
ピールオフマニキュア裏
裏面はこんな感じ。
「TMピールオフマニキュア」という商品。
剥がしたい時は、お湯でふやかせばいいらしい。簡単!素敵!

塗って見ました。数年ぶりのマニキュア。
ピールオフマニキュアを使用したネイル

ベースもトップも塗っていません。
爪のケアも特になし。
一度塗り!しっかり色がつく。

気になる匂い。これはほぼ無臭。夫も同じ部屋にいたが、全然臭わないとのこと。夫は匂いに超厳しいので間違いない。
私の塗りの技術はゼロだが、一度塗りでムラなく塗れて感動した。
爪を裏から透かして見るとムラが見えるが、表面からはほぼわからないレベル。
そして、乾く時間もエナメルより早い。
夏の昼3時くらい、雨が降っているという湿気MAXの天候で試したところ10分ほどで表面を押してもビクともしなかった(触ってみるの、昔からやめられない)。
塗ったすぐはテカリがあったが時間が経つと落ち着いて来た。
(写真はテカっているように見えるかもしれないが実際はもっとマット)

1日目の夜お風呂に入る時、「ふやかして剥がす」って書いてあったので、恐怖で湯船に指先をつけなかった。ネイルは無事だった。
2日目の夜はすでに気が大きくなりふつうに入浴したが特にはげなかった。
優秀である。100円でいいのか。ありがとうキャンドゥ。

3日目には、私の塗りの技術では流石に指先が剥がれて来たので剥がした。
ほんとに、ぺろっとはがれた。
お湯でふやかさずにふつうに剥がしたけど大丈夫だった。
爪の弱い方はふやかすとより負担なく剥がせると思う。

久しぶりにネイルをやってとても気分がよかった。
あ、わたしネイルやりたいって思って、ずっと探して、買って、やってみたんだ。
って、どうでもいいことがすごく嬉しかった。
飽き性は、困ることが多いと思う。
でも、飽きて飽きて飽き続けて、いろんなことを試して、やめて。
そんでまた、やろっかなって気持ちになって、おんなじことでまた喜べるの。
飽き性のいいところだと、むりやり解釈しよう。
続けることの喜びもある。
でも、飽きることで得る喜びもあるぞ。
日常とのバランスをとりながら、これからも飽きて、忘れて、同じことで何度も感動しよう。
そうしよう。


ネイルを買った日のカフェにて。
f:id:yamayamaring:20180909173424j:plain

夫婦で糖質制限をしているから敬遠してた、パン屋さん兼カフェ。
なるべく糖質の低いものを選んで、入ってみた。
安くて美味しくて店内もガラスが大きくて明るくて、とてもよかった。
月一くらいで、また行ってみようと思う。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 心地よい暮らしへ
にほんブログ村