いっぽいっぽ日記

いっぽいっぽ日記

日々シンプルに心地よく過ごすために、やってみたこと、思ったこと。

お弁当作りをお休みしています。夏は無理しない。そのことで悩まない。


最近、旦那さんの一発ギャグ「一人縦ウェーブ」がツボにはまったやまたろうです。
いわく、「通常の横ウェーブは一人だとできないので、長さのある縦でやってみました」とのこと。
ごめんね、一緒にウェーブやってあげなくて。食器洗いで忙しかったんだ…てゆうか、何に対してのウェーブ?


お弁当作りをお休みしています

さて、糖質制限を本格的に始めてから、お昼ご飯も手作りしていました。
しかし、最近では暑さに負けて、台所に立ちたくなくて、お弁当作りをお休みしています。
台所にはクーラーがなく、朝から汗だくになりたくないし、体力的にも精神的にも無理だと判断しました。
今後は、時間がたっても悪くならない料理が前日の夜に用意できた時だけ、お弁当を詰めるようにします。

以前は、お弁当を作らないことに対して「私はなんてダメなんだ」と落ち込んでいました。
でも、今は、少しは後ろめたい気持ちもありますが、「私はこれでいいや」と思っています。
なぜかというと、以下のように考えるようになったからです。


「私と誰かを比べても、同一条件じゃないから考えるのが無駄」と思っている

以前は、私より大変そうな、子供がいたり、旦那さんの帰りが遅かったり、自身が残業したりしている女性が、毎日自作のお弁当を持ってきているのを見て、「私なんて子供もいなくて洗濯は旦那さんに丸投げだし掃除片付けだってやってないのに…時間も体力も有り余ってるはずなのに…」と自己嫌悪になっていました。
でも、それを考えて落ち込んだところで、結局私にはできないことです。私より大変な状況でもやる人と、私の体力・精神力が同じではありません。
そして、お弁当作りのスキルも、私と誰かは同じではありません。悲しいことに、私は料理などのいくつもの作業を考えながら同時進行する作業がすごく苦手なのです。
「お弁当を作ること」「暑いこと」を、「階段を一歩だけあがる程度の気力・労力」で乗り越えられると感じる人もいれば、とんでもなく長い坂道のように感じる人もいます。私は後者です。
あれこれ言い訳をしているようにも思えますが、「人と私はキャパが違う」と割り切って、無理はしないことにしています。
やらないことをくよくよ考えても結局わたしは「やらない」ことを決めているので、悩むのが無駄です。昔はそれに気づかず、心の奥では「やらない」と決めているのに、できない自分にイライラしたり落ち込んだりしていました。
そして、気力体力振り絞って1日お弁当を作り上げたところで、私は、そのほかの部分で必ずサボって「努力の帳尻」を合わせます。しかも自分が芯からやりたいと思ってやっていることではないので、イヤイヤながらやっているので、帳尻どころか、今まで苦なくできていたほかの家事まで手抜きするようになっていくのです…それは次項の考え方にもつながっています。



お弁当を作らないことの、メリットとデメリットを客観的に考えている

以前の私は、「イメージ先行型」で、「冷静に客観的に考える」ことをしていませんでした。(私はバリバリの左左脳なのに、不思議ですね)
「お弁当を作らない」=堕落している、自分に甘い、節約していない、体のことを考えていない…
そんなイメージがありませんか?(イメージっていうより事実じゃん!というツッコミが聞こえてきそうですが無視しますね(^^)/)
私は、お弁当を作れない自分に対して上記のイメージを持ち、毎朝どよよ~~~んとなっていました。

でも、ほんとうに、そうでしょうか?

「お弁当を作らないこと」から想像されるイメージをいったん置いておいて、そのメリットとデメリットを書き出してみましょう。
お弁当を作らないことのメリット
* メニューを考えなくていい
* お弁当用の食材を買わなくていい
* 時間に余裕ができる
* 汗だくにならない
* 疲れない(精神的にも体力的にも)
* 腐敗の心配をしなくていい
* 作る際の洗い物が出ない
* ガス・電気・水道代がかからない
* 低糖質な食事を毎回食べることができる
* ほかの家事がおろそかにならない
* 荷物が軽い
* 食べた後の洗い物が出ない
お弁当を作らないことのデメリット
* 昼食代がかかる
* メニューが偏る

…なんか、自分に都合のよいようにバイアスかかってますかね(笑)
でも、デメリットの方、しばらく考えてるんですけど出てこないんです…
100%客観的ではないと思いますが、私なりにイメージをとっぱらって冷静に考えると、圧倒的にメリットが多いのです。
さらに、デメリットについてもう少し考えてみます。
「昼食代がかかる」というのは、たしかにそうなんですが、じゃあお弁当を作るのに全くお金がかかっていないといえば、そうではありません。
食材に、微々たるものかもしれませんが電気ガス水道代がかかっています。
もちろん、節約上手な方が作るお弁当であれば、作ると作らないの金額の差は大きく、これだけでも「デメリットの方が大きい」と判断して、お弁当を作られている人は多いと思います。
しかし私(と旦那さん)は、糖質制限をしているため、買っても作ってもそんなに金額に差がないです。私は節約していないし、食費は高いと思います。であれば、多少の金額の差はあれども、それ以上に多大なメリットのある「作らない」を選びます。(節約しろよ!ってなると、ごめんなさいとしか言いようがないです。糖質制限+節約は、まだ私には無理です…)
また、「メニューが偏る」ということに関しては、糖質制限をしているため、コンビニなどで買えるものが限られているためです。体のことを気にしないのであればメニューを選び放題だと思いますが、そうなってくると別のデメリット「健康に悪い」が浮上してきます。
この「メニューが偏る」について、我が家では「むしろ大歓迎」となっていまして、だいたいいつも同じものをコンビニで買っています。旦那さんも私も、「毎日同じメニューを食べること」より「毎日の昼食の摂取糖質量・カロリー量が明確である」ということが重要です。これについては、私がお弁当を作るよりももっと糖質の低い食事が、コンビニで手に入ります。もうデメリットというよりメリットです。

そして、私にとってはメリットが圧倒的に多いです。
お弁当作りには、ADD気味である私の苦手な要素がたくさん詰め込まれています。
たくさんの思考と、準備と、やる気と、時間がかかります。
暑くなる前までは、早起き目ではなかったし、台所に立つのも苦ではなかったので、まあ時間はかかっていたにしても、前日に用意していたものもそんなに心配せず使えていたし、何より前日に用意するときの台所も暑くなくて苦ではなかった。苦手ではあったけど、環境的に、まだ「やろうという気になれた」のです。
それが、暑さという環境が加わると、やる気<苦手・苦痛 になりました。「作らないことのメリット」がグーンと増えました。
私が一番怖いのは、暑さで全体的にやる気が低迷しているときに、とっても苦手な「お弁当作り」を無理してやって、他の家事をまったくやらなくなることです。私は私のことを、以前よりよくわかるようになっています。私は、全部をバランスよくこなせるようなタイプではなく、自分に甘いのです。努力の配分を間違うと、あっという間にぐっちゃぐちゃになるのです。すべてを100%頑張るのは無理です。暑いので、80%も無理です(笑)。だから、努力80%を吸い尽くしてしまいそうな「お弁当作り」をやめて、他の家事へ努力の分配をします。暑くても、「洗濯物たたもう」「トイレ掃除しよう」「クイックルワイパーかけよう」「夕飯は作ろう」と思えて、かつ実行できるだけで、私の心は軽くなります。機嫌よくいられます。
だから、今の時期は、私は胸を張って(?)「お弁当を作らない」と決めました。



場合によって考える。メリットとデメリットは常に変動していく

とはいえ、もう一生「お弁当を作らない」と決めたわけではありません。
今の自分には、お弁当を作らないことのメリットが圧倒的ですが、それはあくまで「今の」基準。
もし私が、これから少しずつでも、おいしい糖質制限メニューを作れるようになったり、節約できるようになったり、時短できるようになったりしたら、「作らないことのメリット」が消えていくことになります。 「暑さ」がなくなれば、多くのメリットが消えます。
そうなったときに、他にいろいろ理由を見つけて、お弁当作りをしないと決めることは、しないようにします。
最終的には、安くおいしく健康的なお弁当を作れたらいいなと思います。ただそれは、私にはハードルが高いので、ちょっとずつ無理せず、カメのような一歩一歩で行きたいと思います!



▼長文になってしまってごめんなさい!ここまで読んでくれた方、ありがとうございました(^^)「がんばれ!」「わかるわかるw」「一人縦ウェーブ気になる」って方は、お帰りにぽちっとお願いします。
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