コロナが流行して以来、お出かけはもっぱら美術館と寺社です。
今回は、かねてから行ってみたかった東京都調布市の深大寺に行ってきました。
まだ桜も咲いていない時期だったので人でごった返しているということはありませんでした。
しかし有名な観光地なので、にぎわっていました。
今回の目的は、3つ。
・深大寺の「降魔札」を授かること。
・「おみくじの元祖」でおみくじを引くこと。
・おそばを食べること。
観光を楽しむべくシンプルに王道を極めます。
深大寺の降魔札
テレビで何度か取り上げられているのを観て、ぜひ訪れてみたいと思っていた深大寺。
調布駅からそう遠くない場所に、水の湧き出る緑豊かな深大寺があります。
そこでいただくことができる「降魔札」。
その昔、元三大師が鬼の姿となり疫病神を退散したときの姿とされ、魔除けのお札として知られているものです。
ご利益にもあやかりたいのですが…失礼ですがこのなんともユニークなお姿にとても魅力を感じ、せっかく東京にいるのだから、ぜひとも授かりたいと思っていました。
札所でいただくことができました。
お札は「角大師(元三大師)」と「豆大師」のセットになっており、角大師を玄関の外に貼り、豆大師を室内に貼るのだそうです。
おみくじ
元三大師はおみくじの祖と呼ばれているそうです。
ぜひ深大寺でおみくじを引いてみたいと思っていました。
深大寺のおみくじは、他社より凶の割合が多いそうです。
私は小吉でした。
関東の神社では、よく、棒の入った箱を振って、1本だけ飛び出た棒に書いてある番号の引き出しからおみくじを取り出す形式のものに出会います。
九州に住んでいたとき、この形式のおみくじに出会ったことがなかったので、いまだに新鮮です。
(別の日に、渋谷の「代々木八幡」にお参りしてきました。ここでもおみくじを引いたら、大吉でした!
代々木八幡の奥にお稲荷様があるのですが、そこだけ空気がひんやりして異空間のようでした…)
おそば (と、その他いろいろ食べ歩き)
深大寺はお蕎麦が有名です。
普段麺類をなるべく食べないようにしていますが、せっかく来たので食べました。
「元祖 嶋田家」さんです。
深大寺を出てすぐのところ、店内からは池が見渡せて落ち着きます。
お蕎麦、久しぶりに食べましたが、のどごし最高で美味しかったです。
深大寺の周りには、食べ歩きできる美味しいものがたくさん売ってます。
「そばパン」味が色々ありましたが、「高菜」を食べました。
そばの香りがしておいしい。
お土産屋さん「鬼太郎茶屋」の隣で売っていた「じゃころっけ」。
揚げたてホクホク!!
鬼太郎茶屋では、ゲゲゲの鬼太郎のグッズがたくさん売っていて、どれも可愛くて迷いました!
今回は、旅の記念に、手ぬぐいを買いました。
これ、竹の節が、ところどころ「骨」になってるんです。かわいい!
仕事部屋で、wifiルーターと会社用のVPN機器を壁面に張り付けているのが気になっていたので、それの目隠しにしようと思います。
深大寺、京王線調布駅から行き、JR中央線三鷹駅から帰りました。
鉄オタではないけど、いろんな電車に乗るのが好きな私は、行き帰りの電車も楽しめました。
王道の観光、楽しい
若いころは、なんだか、王道の観光地で王道のコースを回るのをなんとなく「それってどうなの?」って思っていました。
みんなで判を押したように同じところに行って、同じことをして楽しいの?って。
若かったんだなと思います、本当に。
王道は最高です。やり切った感・満足感いっぱいです。
王道になるのは、それだけ万人が楽しいと思えることがしっかりあるから。
通な楽しみ方、ディープな楽しみ方にあこがれていましたが、そもそも私は旅慣れしてないので、王道でもおなか一杯になります。
誰と比べてたんでしょうね。自分が楽しめるなら、王道でも、変化球でもいいじゃないですか。
ようやく緊急事態宣言も解除されました。
解除されたからと言って、密になるような行動はしませんが、適度な距離の保てる、感染対策のしっかりできているところで、楽しんで観光したいと思います。