いっぽいっぽ日記

いっぽいっぽ日記

日々シンプルに心地よく過ごすために、やってみたこと、思ったこと。

会社勤めは「無駄な時間」?会社こそ絶好の学びの場所だった。

こんにちは、やまたろうです。

先日の 「だから何?」というパワーワードを味方につける - いっぽいっぽ日記 に続き、またまた、日々の暮らしやすさを底上げできるかもしれないと感じている「思考の変化」が起きましたよ~

それは、

自分で選び取れない場所に身を置くことで学べることは、自分自身で作り上げた環境とは別の学びがあるのではないか?
ということです。

きっかけは、自分の中にあった少しのモヤモヤでした。

今までの私

やりたいことの実現や心地よい生活のために頑張っているキラキラした女性のみなさんを見て

私のここ数年のテーマは、主に「心地よく暮らすこと」です。
そのため、「断捨離」「丁寧な暮らし」「シンプルな暮らし」「ミニマリスト」こういったテーマの記事やブログが大好きでよく読みます。
「素敵だな~」と感じる記事を書いている方の多くは、結婚して家事や子育てを頑張っている主婦さん。次に多いのは、やりたいことのために日々頑張っている、独身女性の方です。
主婦の方の丁寧でスッキリした暮らしを綴るブログ。
フリーになって自己管理をきっちり行い、やりたいことに向かって邁進している方のブログ。
子育てに、悩んだり感動したりで奮闘している方のブログ。

毎日、色々なことに創意工夫し、自分らしい暮らしへ向かって進んでいる人を、とてもまぶしく思います。 そんな素敵な女性のブログを見て、「私っていったい…」と思ってしまったんです。

私はといえば、平日は毎日同じ仕事をして、同じ人間関係の中で生きて、家では家事とダラダラ、同じことの繰り返し…
自分は自分、今やれることを一生懸命やればいい、と、頭ではわかっていても、どうにもならないモヤモヤが小骨のように突っかかっていました。

モヤモヤの正体は、「自分には成長するための時間が無い」という気持ち

毎日頑張っている上記のようなブロガーさんの記事を見て、「私の会社勤めしてる間の時間って、自分のためになってないな」と思っていました。
モヤモヤする気持ちの正体は、「自由になる時間が少ない=自分の成長のために使える時間が少ない」というものでした。
そう、今ならわかるんですが、その瞬間「ないもの」に意識を持っていかれていたんです。

考えが変わるきっかけ

そんな考えを持っていた私は、会社での小さな出来事と、その時感じた自分の気持ちを振り返って、思考がチェンジ!したんです。

苦手な人との会話から

私は、苦手な人とは積極的にかかわらないように生活しています。
ですが、会社にいるとどうしても、好きな人とばかりかかわっているわけにはいきません。
あるとき、給湯室で偶然、「苦手だな」と思っている人と鉢合わせました。
私はドリップコーヒーを入れていたので、その場を去るわけにもいかず、ちょっと頑張って、その人に話しかけました。
そうすると、思いのほか会話が弾み(自分比w)、その後の業務中も軽く会話できて、なんだか心が軽くなりました。
私はそのとき「うれしい」と感じていました。
苦手な人かかわることで、うれしいと感じている自分を発見できたのです。
私は、人と関わるのが苦手ですが、関わることは好きなのかもしれない!と初めて思いました。(ちょっと矛盾してるけど。)

勤務時間は無駄な時間ではない?

それから少し、この気持ちについて考えてみました。
思えば、苦手な人とかかわりを持つことは、社会人になってからは会社くらいしかないです。
自分で選ぶ人間関係は、自分に似た考えの人が多くなります。
良くも悪くも色々な考え方の人がいて、その中に自分を置けることはもしかするととても貴重なことなのでは?
自分と年齢も立場も経験も違う人の話を聞けるのは貴重なのではないか?

休み時間に対する考え方の変化

私は「会社にいる間の時間は自分の時間ではない」という考えから、「お昼休みくらい、一人でやりたいことをやる時間に充てるほうがいいのかも」と考えていました。
今は、執務室とは別の空き部屋に、いろんな女性と集まってお昼を食べています。
その時間は自分のものではないから、休み時間くらい一人でやりたいことに費やそうかな、と思っていたんです。
ただ、よく考えると、その「いろんな人とランチをともにする」時間をなくしたら「雑談」することがなくなってしまいます。人と関わる機会・様々な考え方に触れる機会が減ってしまうということだと思いました。
会社には私よりずっとベテランさんがいて、お父さんがいて、お母さんがいて、若い子がいて、それぞれがそれぞれの立場で経験してきたいろんなことを抱えながら仕事している。
そんな、自分とは違う経験を持った人達と関わっていくことで、得るものがたくさんあると気づきました。
考えの違う人と話すことで、自分の気づかなかった本当の気持ちを知ることができると思いました。苦手な人と話して「嬉しい」と感じた自分の気持ちに気づいたように…

会社勤めだって立派な「自分のための時間」

24時間自分だけのために時間を使わずとも、会社で働いている人でも、自分次第で日々成長することは可能ではないかと感じました。
会社には様々な「自分では選べない環境」があります。「自分では選べない人間関係」があります。
でも、だからこそ、人とのかかわり方や、自分とは価値観や生き方や環境がちがう人の考え方を学べる
と考えると、会社って、貴重な場所だな~と思いました。

自分のひとりのために使う時間と同じくらい、「自分だけのために使わない時間」も大切だと思います。
働いていると色々あるけど、昨日より少しだけ会社に感謝して働くことができそうです。

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